TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

キーンコーンカーンコーン


〇〇)はあ〜(;´д`)やっと授業終わった、、

優奈)私今日は蓮様のサッカーの試合、応援しにいくから!

〇〇)お好きにどーぞ

優奈)この日のためにクッキー作ってきたし!


優奈の手には丸焦げのクッキー。


〇〇)優奈、、それ大丈夫なやつ、、?

優奈)大丈夫よっ!私が作ったやつなんだから絶対美味しい!


キャーキャー


優奈)はっ!蓮様のご登場だわ!


廊下を見ると目黒くんが女子に囲まれながら廊下を歩いている。


優奈)ライバルは多いみたいね、、

〇〇)負けないように頑張りなよ


目黒)〇〇さん、いる?

〇〇.優奈)え?


声のする方を見ると目黒くんが教室のドアから顔を覗かせて私を見ていた。

優奈を振り返るといけよ、という顔をしている。

私は仕方なく席を立ち目黒くんの方に向かった。


〇〇)えー、、っと何か用かな?


すると蓮くんは恥ずかしそうに俯いた。


目黒)えっと、その、、今日用事ないんだったらサッカーの試合応援しにきて欲しいなって、、//

〇〇)あ〜っ、、ごめん、、今日数学の補講で行けないんだ、、ごめんね、、テストの点数悪すぎて阿部先生に呼び出されちゃったの笑

目黒)えっ、、阿部先生?

〇〇)そうだよ?それがどうかしたの?

目黒)あっ、いや、大丈夫。じゃあまた機会あったら見にきて?

〇〇)うん、ごめんね!また誘って!


目黒くんに手を振って優奈のところに戻った。


優奈)まあ、、なんとなく勘付いてたけどね,,

〇〇)何が?

優奈)え?気づいてないの?鈍感すぎる、、

〇〇)はい?

優奈)ま、自分で気づけばいいよ

〇〇)何が?何が?

優奈)じゃあ私、蓮様の応援行ってくるから。〇〇も補習頑張りなね

〇〇)待ってよー!なんのこと言ってるの?


その時阿部先生が廊下から一部始終を眺めていたことに〇〇は気づかなかった。




空き教室

ガラガラッ


阿部)はい、補修を始めます。

〇〇)はあーい、、

阿部)はい、まずこれやって。


渡されたのは計算問題がびっしり書かれたプリント。


〇〇)ええ〜、、

阿部)はい、これ全部やるまで帰れません!

〇〇)、、鬼、、




〇〇)せんせえ〜 これわかりませーん

阿部)どれどれ?あ、これか


すると先生は私の後ろに回って覆い被さるように手を回してきた。

〇〇)⁉︎//

阿部)ここは辺ABと一緒なわけじゃん。だからここはこうなって、、


いやもう手とかあたっちゃてるし。阿部先生の声が真後ろから聞こえてくるわけだからめちゃくちゃドキドキする。


〇〇)(先生の手綺麗だなあー)

阿部)〇〇さん、わかった?

〇〇)((ぼーっ

阿部)〇〇さんっ!聞いてる?

〇〇)はっ、すいません!((我返


そのあと何とか阿部先生の解説で理解できるようになった。


〇〇)できたあ〜!

阿部)え、ほんと?見して、見して?


しゃっ しゃっ(丸付けしている音)


阿部)すごい、4問間違いじゃん!めっちゃ成長してるよ!

〇〇)えっ、ほんと!やった!

阿部)すごいじゃん、よしよし((頭撫

〇〇)へっ⁉︎//

阿部)また照れちゃったね。かわいい〜

〇〇)//////////

阿部)クスッ笑

〇〇)やめてくださいっ//

阿部)まあまあ正解したご褒美にこれあげるから


そう言って先生が取り出したのはピンクのうさぎのキーホルダーだった。


〇〇)わあっ、なんですかこれかわいい!

阿部)これね、妹にもらったんだけどいらないんだよね〜。これさ、おそろいなんだよ。


見て、と言って取り出した先生の鞄には色違いの青色のキーホルダーがぶら下がっていた。


〇〇)ほんとだ!お揃いなんですね!

阿部)だからさこれ、もらって?


と言いながら先生は私の手にキーホルダーを握らしてくれた。


〇〇)ありがとうございます!カバンにつけますね!

阿部)喜んでくれて良かったー あ、でもこれ俺にもらったっていうのは内緒ね?


そう言いながら唇に手を当てて静かにというジェスチャーをする阿部先生。

あざてえええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーー(主&〇〇)

阿部)じゃ、そろそろ帰りな?また近々補修もするから。

〇〇)ええ〜、、

阿部)笑じゃあまた明日。

〇〇)はい!ありがとうございました!





〇〇)はあ〜今日阿部先生といっぱい喋れて幸せだったな


ベッドに寝転んで今日阿部先生がくれたうさぎのキーホルダーを眺める。


〇〇)阿部先生とお揃いとか最高、、

〇〇)(私今日、阿部先生にバックハグ(?)されて頭ポンポンもされちゃった、、//)

〇〇)んふふっ


私は幸せそうな笑って眠りについた。その晩私は阿部先生と結婚する夢を見た。そのせいで朝全然起きなくて、危うく遅刻しかけた。




次回、目黒くんvs阿部先生の戦いが始まる⁉︎


私も阿部ちゃんに頭ポンポンとかされたい、、

阿部ちゃん先生の恋の授業

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store