「ラメルー、転送電光の制限忘れてたァ…」
「モクごめぇん、ラメルも忘れてたの…」
「うぅ…どーしよぉ…」
「転送電光も美味味ふりかけもダメで音符スナックもダメで…」
「どれならいけるのぉ…」
「これとかは、?」
そう言ってラメルが指さしたのは商品ファイルNo.58”全自動スイッチ”。
「確かに…これならいけるかも」
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「あれ、?歯磨き…歯磨きどこ置いたっけ…」
「おかーさん!これ?」
そう言って沐が艿兎に差し出したのは全自動スイッチが付いた歯磨き。
「あ!これこれ!…?このスイッチ?ボタン?って何?」
「これねー!全自動スイッチって言って対象に付けてスイッチを押すと全自動でしてくれる優れものだよ!プレゼント!」
「へー…ありがと、?」
そう言って受け取り、電源をつけた。
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「使ってくれたよ!!便利だって言ってるからこれからもきっと使う!!」
「よかったぁ、!」
だが数日経っても、全自動スイッチの効果が発動されず疑問になる。
「ラメル、!なんで効果が発揮されてないの!?」
「わかんないよ?!」
「…!?」
すると沐が洗面所へ行き歯磨きをみる。
「全自動スイッチが付いてない…!?落としたの…!?」
「そんなぁッ…!?」
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商品ファイルNo.58『全自動スイッチ』
見た目は小さなスイッチ。対象につけ、押すと全自動で行ってくれる(歯を綺麗に磨く、宿題を終わらせるなど)取り外しも可能。ただし、使いすぎると段々と自分を全自動化させ最終的に機械化する。
コメント
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落とすとはドジ((じゃのぅ( ᐛ ) やっぱ使いすぎないのが1番よね自動って聞いて使いたくなった( '-' )