テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
826
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
🖤🧡です。
空港にて、こうだったらいいなの主の妄想です。
________________________
緊張しすぎて、早めに着いてしまった。
今日からしばらくメンバーとは会えない。
本音を言ってしまえばめちゃくちゃ寂しい、
単身異国の地で環境が大きく変わってしまう中
上手くやって行けるのかと何度も思ったが、
メンバー達がめちゃくちゃ後押ししてくれて、
俺の今の活力になっている。
少し前に皆で集まってゆっくりご飯食べながら、でもいつも通り騒がしくて楽しい時間を過ごさせて貰った。
しょっぴーなんか目に涙溜めてたな、
ラウールなんか抱きついて全然離してくれなかった、
佐久間君はお前ならやれる!って何度も背中を叩いてくれた、
康二は、
いつものおちゃらけた風にしてたけど、
なんかいつもと違かったな。
たまに真剣にじっとこっちを見て、何か言いたげなんだけどまたそっぽ向いてしまう。
出発前に1回二人でちゃんと会おうって行ったんだけど、
「あかん。今めめええ顔しとる。このまま行った方がええ。」
って言って何度もはぐらかされる。
電話では何回もやり取りはしたけど、
俺は離れる前に沢山康二を抱きしめたかった。
キスしたかった、
目の前で康二にがんばれって言って欲しかったな。
たぶん康二なりの俺へのエールなんだよな。
こんな所で先輩出すんだからな。
これから寂しいなぁ、
「れーーーーん!!!!」
「めめーーーー!!!!」
ベンチに座りぼーっと考え事をしてた所を聞きなれた大きな声が頭の中を遮る、
「佐久間くん、阿部ちゃん…」
まさか来てくれるなんて。
少し遠くから大きく手を振りながらこっちに向かってくる2人をみて、
少しナーバースになっていた俺の心は少し解れた気がする。
「きちゃったよーれーん!」
「天気よさそうで良かったね。」
「俺たちたまたまそこで会っちゃってさー!考えてる事一緒すぎて笑ったわー!」
「少し時間あったから来たら、佐久間もたまたま時間あったみたいでさ。…少しでも会えて良かったよ。」
あぁ、いつもの声だー。
落ち着く。
「2人とも忙しかったでしょ。ごめんね。 」
「謝んなよ!こっちが来たくて勝手に来てんだから!」
「そうだよ。こっちだってめめと暫く会えないの寂しいんだよ。お見送りぐらいさせてよ。」
「うん。ありがとう。」
やっぱ、この人達は俺の沈みかけている気持ちを一気に奮い立たせてくれる。
皆が日本でグループを支えてくれている間、俺は向こうで頑張ると決めたんだ。
佐久間君阿部ちゃん、そしてグループ皆これから俺一人がいない間をどうしていこうかと模索して支えてくれている中、
俺がこんな気持ちじゃ駄目だよな。
「うし!気合い入った!」
俺は両手で顔をパンと叩き自分自身を奮い立たせた。
「おお!れん頑張れよ!かましてこい!」
「2人ともまじでありがとう。俺頑張るよ。グループの事宜しくね。」
2人とも無言で拳を出してくる、
俺はその拳に自身の拳を合わせた。
じゃあ、行くねと2人に別れを告げ搭乗口へと向かう。
と、誰かに腕を強く引っ張られた。
「ぅ、わ!」
え…
「康二…」
俺の腕を掴んで康二は人気のない通路に俺を連れ出した。
唐突な事に俺は頭が追いつかず、口が小さく開いたまま康二を見つめる。
「ぁ…めめ、あのな…」
俺の服の袖を掴みながら俯きかげんで康二が話し始める。
「…体調には気をつけてな、ちゃんとご飯食べるんやで」
「ぁと…、寂しくなったら電話してな。メールもするんやで。待ってるから。」
「それとな…。向こうには可愛いお姉ちゃんとかいると思うから、その…」
話し終わる前に、
下を向いてモジモジと話す康二の肩を掴み
チュッと触れるだけのキスをした。
「んっ……め、め…」
「大丈夫。康二しか見えてないから。」
そう言うと康二の顔は真っ赤になりまたそっぽを向いてしまった。
可愛い。
康二が来てくれたという事実がまた俺を元気にさせてくれる。目標を果たし大きくなって帰ってこなければと思わせてくれる。
「康二…」
俺は康二を力強く抱きしめた。
「寂しい思いさせちゃうと思う…、俺成長して帰ってくるから。待っててくれる?」
康二からスンッと鼻をすする音が聞こえる。
「当たり前やん。そうじゃないと困る。」
「だね。」
「…待ってる、俺も成長して待ってる。めめを支えられるように大きくなって待ってる。」
「…うん。」
体を話すと康二の目が潤んでる事に気がつく。
「好きだよ…康二。」
相変わらず康二はそっぽ向いてしまう。
恥ずかしがる康二の反応が可愛くて、ついからかっちゃうんだよなぁ。
本当に可愛い。
そうこうしている間に搭乗時刻になっていることに気づく。
「じゃあそろそろ…行くね。」
康二の頭をポンポンと撫で搭乗口に向かう。
「好き!……や」
俺の後ろから聞こえたその声は少し震えていた。
もう一度康二の方に振り向くと、今度はまっすぐとこっちを見て、でもはにかむように。
「……俺も、好きやで…」
俺は少し口の端が緩んだのが恥ずかしくて手で口を覆った。
「あぁ、もう!ええから行って!恥ずかしいわ! 」
「ははっ、うん。」
俺は康二に大きく手を振り搭乗口を後にした。
絶対成長して帰ってくるから。
「はぁ…、グスッ」
めめが搭乗口をすぎ見えなくなった途端、涙がポロッと落ちた。
結局来てしまった。最後に一言言いたくて。
俺が寂しいだけなんよな。
かっこ悪。
「こぉ~じぃ~~!」
聞きなれた声とともに後ろからいきなり肩を組まれた。
「うっ、ぉ!」
「なんかれんが一瞬消えた!と思ったら~、こーじぃー、やっぱり今日来てたんじゃん」
ニヤニヤと笑いながらさっくんが肩をポンポンと叩いてくる。
阿部ちゃんまで俺の背中をさすってくる。
俺は急いで服の袖で涙を拭いた。
さっくんは俺の顔を見るなりニコッと笑った。
「……まぁ~、今日は3人で飯でも食いに行きますか!」
「それいいね~」
さっくんと阿部ちゃんは俺と肩を組んだまま歩き始める。
「なんや…、奢ってくれるん?」
「まぁ、今日だけは俺と阿部ちゃんで奢ってあげるよ!」
「俺もなんだ(笑)」
「なんかほら~~、いいもん見せてもらっちゃったし?」
「見ちゃったね~。」
さっくんは眉をくいっとあげてこっちを見てくる。阿部ちゃんまで手で口抑えて、なんやねんその顔。
絶対に見られたやん。キスしてんの。
「たっかい肉な!分厚いやつ!でないと割に合わへん!」
ははっと2人に笑われながら3人で空港をあとにした。
飯を食いながら、めめとの事をからかわれまくったんは言うまでもない。
__________
あべさくの空港での話を聞き、
こうだったらいいなってめっちゃ妄想してました(*´꒳`*)
長くなってすみませんでした🙇♀️
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!