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7話読み終わったよ〜!😭💕 ラウールの不機嫌の理由がまさかの前夜のアレで、辰哉の恥ずかしい記憶がぶり返すシーンめっちゃキュンした…!!「辰哉って呼べよ」って酔って言っちゃうとこ、可愛すぎん??🤦♀️💖 でも翔太登場で一気にシリアスモードに…!「泣いたとこ見たくない」ってラウールの過去の告白、気になりすぎて続き早く読みたいよ〜!!✨
「 っ…ん、… 」
窓から差し込む朝日に照らされ、目を覚ます
天井を見つめながら少し考え事をする
よく耳をすますと、リビングからカチャカチャと物音が聞こえた
「 … 」
「 …ラウールいるくね…!? 」
ふと思い出した
そういえば昨日の夜、俺の家で飲んだんだった
駆け足でベッドから降り、寝室を出る
看病しに来てくれた時とデジャブかと思うほどの同じ景色
エプロン姿のラウールが俺ん家のキッチンに立っている
「 あ、おはようございます 」
「 お、おはよ…、なにしてんの…?? 」
「 朝ごはん作ってるんですよ。
席座っといてください。 」
「 ぁ、ああ…うん… 」
( わかんないけど、なんか不機嫌…? )
何となく不機嫌な気がした
いつになく冷たい言い方だった
でも、なぜなのか分からない
「 はい、どうぞ 」
目の前に健康を意識していそうな和食が置かれた
「 わっ……うまそ、… 」
ラウールが着席してから、料理に手を伸ばした
「 …んっ、うまぃ、! 」
「 … 」
前なら、嬉しそうな笑顔を見せたはずなのに
ずっとムスッとした顔で黙っているし、こっちに見向きもしない
「 …、ラウール…美味いよ、ありがとうな 」
「 …はい。 」
さすがに腹が立った
意を決して、いつもなら言わないことを言ってみたのに「 はい 」だけで済ましやがった。
「 ラウール、なんで怒ってんの? 」
「 …怒ってないです 」
「 怒ってんだろ、そんな不機嫌な顔しといて怒ってないは無理ある。 」
相変わらずムスッとしている
「 ちょっと気使って、大袈裟にリアクションしたのにガン無視かましやがって… 」
「 は? 大袈裟って、 」
ずっと顔を背けていたくせに突然こちらを睨んで立ち上がった
俺も何故か立ち上がると、ずいずいと迫ってくるラウール
最終的に壁に追い詰められ、逃げられない状況になった
「 さっきの言葉、本心じゃないってことすか?」
「 な、…なんでそんな怒ってんだよっ、… 」
「 相手の顔伺って、相手が求めてそうな言葉ポンポン言ってるんすか、? 」
「 何言ってんだよ、…そんな怒ることじゃねえだろっ…、! 」
ラウールは少し唇を噛んで、俺から離れた
「 あ~、そういうことだったんすね、昨日の夜も。 」
「 はっ、? 」
「 昨日、俺を本気にさせといて勝手に寝ましたよね。 」
「 おまっ…どういうことだょ、… 」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『 触れたい、あなたのすべてを見たい。
俺は、あなたの肌を、体温を感じたい。 』
『 辰哉って呼べよ、… 』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「 っ、!?」
ぜんぶ思い出した
「 『 辰哉って呼べよ 』なんて、可愛いこと言ってきたくせに…俺の事好きだって何回も何回も喘いでたくせに、急に寝るし… 」
急いで壁に押し付けて、ラウールの口を塞ぐ
「 んぐっ…、 」
「 わ、悪かった…謝るから、それ以上言うなっ…、 」
冷や汗が止まらない
酔った勢いでそんな恥ずかしいことを言ってただなんて…
ラウールはニヤリと笑い、俺の手を掴んで体を引き寄せた
「 ぁっ、なに…ラウール…、!? 」
腰をいやらしい手つきで触ってくる
「 昨日言ってたことは本心? 」
「 え、… 」
好きかどうかってこと、だよな。
俺は
多分ラウールが好きだ
認めたくなくてずっと自分に好きじゃないって言い聞かせてきた
だけど、好きだ
でも
俺なんかのなにがいいんだ
おじさんだし、可愛くもないし
「 …ラウールこそ、俺の事弄んでんじゃないの、 」
「 んなわけないでしょ、
あんたのこと好きで好きで堪らなくて、四六時中考えてるし、撮影とは言え…目黒さんとキスしてるっていうのにも嫉妬してる。
だから、昨日言ってくれたことが嬉しかったんだよ…あれが本心なら、俺は絶対諦めないし、どんな偏見が飛んできたとしても守る、絶対離れない。 」
こんなに真っ直ぐ愛を伝えられたのは初めてだ
胸が苦しい
すき
たったの2文字だけなのに
それが出ない
「 ……ちゅっ、」
彼の頬にキスした
「 っ、…え 」
「 そんな急かすなよ、…ちゃんと、答え出すからっ… 」
「 …またお預けですか、 」
「 はあ? 」
「 俺は、あんたをめちゃくちゃにしてやりたい、…全部見たいのに、 」
「 …馬鹿か!?」
「 はぁ!?そりゃ好きな人がすぐ目の前にいるんだからそう思うのは本能でしょ!」
「 ば、ばかばかばか!!
変態、すけべ! そんな簡単に触らせるわけねえだろ! 」
「 変態って、…昨日のあんたの方が酷いですよ! 」
図星をつかれてなにも言えない
そして、腰をホールドされて離れたくても離れられない
「 手離せよ、!
そんなやらしい手つきで触ってんじゃね~! 」
「 しょうがないじゃないですか、!
好きだから触れてたら自然とそうなりますよ!」
「 ぃ、意味わかんない!離れろ…! 」
押し合いをしているとインターホンが鳴った
「 っ、…誰だよ… 」
ラウールは吐き捨てるようにそう言った
絶好のチャンスだと踏み、声をかけた
「 ラウールっ、出なきゃいけないから…早く離せ…! 」
「 …やった~って思ってるの丸わかりですよ…」
そう言いつつも、離してくれた
「 まさかまさか、なに言ってんだよ~…笑 」
ブツブツと言いながら、インターホンへと向かう
モニターを覗くと見慣れた顔が映っていた
「 っ、…翔太…!? 」
絶対に見たくなかった
だが、そんなことよりもまずはラウールをどうするかだ
あいつが何の目的で来たのか分からないが、何にせよ、家にあがるつもりだろう
でも、ラウールを外に出すわけにもいかない
そんなことを考えているうちにもインターホンは鳴り続ける
「 …?
深澤さん、出ないんですか? 」
「 ぁっ、いや… 」
もう出るしかない
俺が玄関であいつを引き止めて帰らせよう
「 で、出るよ…、!
ラウールは朝飯食っててくれ…、」
「 わかりました~。
早めに帰ってきてくださいね~ 」
ラウールに翔太を会わせたくない
嫌ながらも、その思いを胸に外に出た
ドアは音を立てながら開く
「 お~…ふっか、おはよう。 」
「 なに。 」
ドアの隙間から顔だけを覗かせて対応する
つもりだったのに取っ手を引っ張られ、全開にさせられた
「 っ、ちょっと…、! 」
「 ねえ、家あげてよ。 」
「 はぁ? 」
やはりそうだ。
俺は今までこいつを家にあげたことがない
「 わざわざ家まで来たんだぞ?
ちょっと家あげてくれるぐらい良いだろ。 」
「 どうせ、アレが目的だろ。
呼べば俺が行くって約束なんだからわざわざ家来んなよ。 」
「 ……冷たいなぁ、笑
友達なんだからお互いの家に行き合うのが当たり前だろ? 」
こいつは何を言っているんだ
辱めを受けている相手と友達?
相変わらず馬鹿げた野郎だ
「 お前が、俺を買った時点で友達って名前の関係は破綻してるだろ。
今更、友達とか言って…なにか企んでるんのか。 」
「 …お前にとって、俺は最低な奴か? 」
迷いなく答えた
「 あぁ。
恩人でもあり、出会ってきた中で1番最低な奴でもある。」
翔太は言葉を詰まらせた
少し間を空け、口を開く。
「 …そうか、笑
お前の人生に大きく関われているようで、光栄だ。」
いつもの嫌な笑顔
「 …また連絡する。
俺のペットとして、すぐ家来いよ。 」
そう言って背中を向け、消えて行った。
不愉快になりながらも、切り替えてラウールの元へと帰る。
「 あ、深澤さん。
時間かかってましたけど…大丈夫でしたか? 」
「 ぁ、あぁ…宅急便の人が部屋間違えてたらしくて… 」
「 あ~ありますよね。それ。笑
俺もマンション住みなんで、たま~にあるんすよね…笑 」
ペラペラと嘘が出てくる自分が嫌だ
疑うことなく俺の言葉を信じてくれて、純粋な笑顔で共感してくれるラウール
こんな穢れた俺と清いラウールが釣り合うのだろうか
俺の秘密を知ったらラウールは、
離れていってしまうのだろうか
「 …深澤さん、?
突っ立ってどうしたんですか? 」
「 あっ、…うんん、なんもない! 」
「 …そうですか…。」
「 め、飯食おう、! 」
「 …はい! 」
「 あ~…食った食った… 」
「 深澤さん食べ過ぎですよ、笑 」
またまたご飯をおかわりしすぎた
「 だって、…お前の飯が美味いんだもん… 」
本当にラウールの飯は美味すぎる
うちの母親も料理上手で、俺の中でのナンバーワンは母親だったが、不動の1位を揺るがせるぐらいの美味さだ。
そう思いつつ、ラウールの返答がないことに気づく。
「 おい、ラウールなんか言えよっ、 」
振り返るとラウールは赤い顔をして固まっていた。
「 …ラウール、お前… 」
ソファーから立ち上がり、ラウールのいるキッチンへと向かう
ラウールの顔を覗き込んだ
「 照れてんの?笑 」
からかってやった
つもりだった
「 っ、…照れたらダメなんですか、… 」
「 え。 」
予想外の返答だった
あのラウールが俺の言ったことで照れているなんて、予想外でしかない
「 …ほんとに照れてんの…? 」
「 …何回も言わせないでください、 」
無意識にラウールへ手を伸ばしていた
頬に手を添える
「 …ラウール、可愛い。 」
「 っ…!? 」
目をまん丸にしている
俺は、初めてラウールの年相応な表情を見たら 口が止まらなくなっていた
「 …ラウール、なんで俺のこと好きなの、? 」
ラウールは少し戸惑った顔を見せたが、すぐに普段の表情に戻り、口を開いた
「 …もう、泣いたところ見たくないから。 」
「 えっ…どういうこと、? 」
「 …やっぱ、覚えてないんだ…、
ごめん、なんでもない…。」
ラウールは俺の声も聞かずに、離れた
ラウールが言っていたことがなんの話なのか全くわからなかった
俺と、あいつは以前に会ったことがあるのか?
全くと言っていいほど記憶がない
「 ラウール…俺とお前は、前に会ったことがあるのか、? 」
問いかけると
彼の目が揺らいだ
「 っ、会ったことがあるんだな…、
覚えてなくてごめん、…教えてくれ…ラウールの事を思い出したい、 」
「 …あんた自身が思い出さないと意味ない。 」
「 えっ、… 」
「 あんたが思い出すまで、ずっと待つから… 」