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突然の出来事に私は少し頭の中が真っ白になった。どうしてこんな所に?王子ってことは、…私、どうなっちゃうの?そのとき不意にねぇと声をかけられた。

「そんな所にいないでこっちおいでよ。よく見えないよ」

「そ、それは、その…」

恥ずかしい。なんて言い訳がつけたらどれだけいいだろう…。私が、夜人が汚れてしまったと…王子に知られたら…。とても怖かった。「汚れた夜人は存在してはいけない」そのルールを私はやぶっている。ばれたら殺されるかもしれない。いや、確実に死ぬだろう。だけど、彼に触れてみたい。そんな気持ちが私の中にあった。そっと手を伸ばすと、王子が私の手をつかんでやさしく自分の方にひっぱった。その瞬間、不安と恐怖がいっせいに私に襲ってきた。怖い、だめ、やだ。そして、一瞬で私の体は人間になった。


僕だけの姫と 私だけの王子

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