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読み終わりました〜🌙 今回のエピソード、すごくほっこりしました🥺 お茶摘みの知識が自然に挟まれてて勉強になるし、みんなが疲れて寄り添って寝ちゃうシーン、可愛すぎませんか…? 美羽さんが「そっとしといてあげましょうか」って優しく見守る感じが、この作品の温かさを象徴してるみたいで好きです。 連載93話、ここまで紡いできた×××さんの手腕が光ってますね。次のお話も楽しみにしてます🤍
信愛は部屋を見回しながら、美羽へ尋ねた。
「それと、今日のお茶摘みはどうされるんです?」
美羽は穏やかに微笑んだ。
「それがね、今日の分はもう終わったのよね」
「え、終わったんですか?」
驚いたように目を丸くする一同に、美羽は丁寧な説明を続けた。
「お茶の摘採ってね、大体その日の
早朝から正午にかけてやるのよ」
焔垂が興味深そうに身を乗り出した。
「正午以降はしないんですか?」
「気温が低い早朝だと、朝露が
残った茶葉を摘み取れるのよ」
信愛は首を傾げる。
「朝露が残ってると何か違うんですか?」
さくらが代わりに答えた。
「朝露が残ってる方が
柔らかい茶葉を新鮮な状態で取れるの」
「へぇ、そうなんだ」
茜は感心したように頷く。
美羽はさらに説明を加えた。
「あと日中だと茶葉が酸化しやすいし
何より暑いじゃない?」
朝陽は納得したように微笑んだ。
「ああ、なるほど涼しい時間帯に
新鮮な茶葉を摘み取る為なんですね」
「その通り」
美羽は満足そうに頷いた。
信愛はもう一つ気になっていたことを尋ねる。
「じゃあ今日は?」
「そうねぇ〜・・今日はもう終わったからね」
美羽は少し考え込むように顎へ手を添える。
「学校はいつまで休みなの?」
「一応今日から6日までです」
信愛が答えると、美羽は少し驚いたように目を見開いた。
「あら、だいぶ長いのね」
そして皆へ優しく微笑みかける。
「それだったら今日はゆっくりしてて
明日からやってもらおうかしら」
「やったぁ〜〜♬」
茜は嬉しそうに声を上げると、そのまま勢いよく畳へ倒れ込んだ。
その姿を見た信愛は苦笑する。
「もう・・・茜ったら」
焔垂は遠慮がちに美羽へ尋ねた。
「でもいいんですか?」
朝陽も続ける。
「何かあればお手伝いしますよ?」
美羽は柔らかく笑みを浮かべながら首を横に振った。
「ふふふ、良いのよ、ゆっくりしてて」
◇ ◇ ◇
一同は案内された和室へ通されると、畳の上へ思い思いに腰を下ろした。
長旅の疲れを癒やすように、穏やかな空気が部屋を包み込む。
茜は天井を見上げながら、満足そうに笑った。
「なんか嬉しいサプライズだったね」
信愛も微笑み返す。
「あはは、確かに」
一方で、朝陽はどこか申し訳なさそうな表情を浮かべていた。
「でも手伝いのために来たのに、こんな
のんびりしちゃってなんか申し訳ないですね」
すると、さくらが慌てて両手を振る。
「いいの!いいの!気にしないで!」
その言葉に朝陽は少し安心したように息をついた。
するの信愛は目をパチパチとさせながら呟く。
「でもなんだろ・・・くつろいだら
急に眠くなってきちゃった」
静かな空気に身を委ねるうち、信愛は眠気を覚え始める。
「ふわぁ〜・・・」
大きなあくびが自然と漏れる。
窓から差し込む柔らかな陽射しが畳を照らし、その心地よさがさらに眠気を誘っていた。
茜も眠そうに目をこすりながら笑う。
「確かに・・・朝早かったからね」
朝陽も小さくあくびを漏らした。
「ふわぁ〜・・・」
それからしばらくの時間が流れた。
襖が静かに開き、美羽が部屋を覗き込む。
「みんな? 今日の晩御飯なんだけど
今日はすきやき──」
そこまで言いかけた美羽の言葉が止まる。
「ん?どうしたの?」
秋穂が不思議そうに尋ねる。
美羽は思わず頬を緩めた。
「ふふふ、みんな疲れてるみたいね」
部屋の中では、一同が寄り添うように穏やかな寝息を立てていた。
「あらまぁ(笑)」
秋穂も思わず笑みを浮かべる。
美羽は小さく頷いた。
「朝早かったんですよね?」
「そうね、朝の5時からずっと
電車移動だったからね」
秋穂が納得したように答える。
美羽は眠っている一同を起こさないよう、声を潜めた。
「ならそっとしといてあげましょうか
夕飯になったら起こせばいいし」
「そうね」
二人は静かに襖を閉め、部屋を後にした。
その頃、信愛は寝息を立てながら静かに眠っていた。
畳の香りと穏やかな静けさに包まれ、深い眠りへと落ちていくのだった。
#ボカロ
ありあ
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