テラーノベル
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楽屋にて。阿部亮平がソファで難しげな参考書を広げていると、その隣にドサッと重たい質量が沈み込んだ。
岩本照だ。
「……阿部」
「ん? どうしたの、照」
阿部が本から目を離さずに返事をすると、岩本は不満そうに唸り、そのまま阿部の太ももに頭を乗せて寝転がった。
強引な膝枕だ。
「……構え」
「ふふ、また?」
「……頭使って疲れた。糖分が足りない」
「チョコならそこにあるよ?」
「……そっちの糖分じゃない」
岩本はそう言うと、阿部の腹部に顔を埋め、さらに腰に腕を回してギュッと抱きついた。
182cmの筋肉質の身体が、阿部の上で小さく丸まっている。
その姿は、威厳あるリーダーというより、ただの甘えん坊な大きな猫だ。
阿部はパタンと本を閉じ、苦笑しながらも岩本の金髪に指を通した。
「よしよし。……照は本当に、俺の前だと素直だよね」
「……お前が甘やかすからだろ」
「心外だな。俺は効率的なリカバリー方法を提供してるだけだよ」
阿部はそう言いながら、岩本の耳の裏や首筋など、彼が気持ちいいと感じるポイントを的確に撫でていく。
その手つきがあまりに心地よくて、岩本の口から「……んぅ……」と情けない声が漏れた。
「……そこ、やばい……」
「ここ? 照、ここ弱いもんね」
「……阿部、お前……確信犯だろ……」
「さあね。でも、照がトロトロになってる顔、俺しか知らないっていうのは……悪くない気分かな」
阿部は優しげな笑顔の裏に、少しだけ独占欲を滲ませて囁く。
岩本は顔を真っ赤にしながらも、阿部の膝から離れようとしない。
むしろ、もっと触れてほしくて、頬を阿部の掌に擦り付けた。
「……もっと」
「ん?」
「……もっと撫でて。……充電させて」
「はいはい。満タンになるまで付き合うよ」
阿部は岩本の上に覆いかぶさるように身体を曲げ、その額にチュッと音を立ててキスをした。
「……っ!?」
「何、照れてるの?」
「……お前、そういうとこ……!」
「ふふ、大好きだよ、照」
計算づくなのか、天然なのか。
どちらにせよ、阿部亮平という「沼」にハマった岩本照が、そこから抜け出せる確率は0%だった。
賢い参謀の膝の上は、最強のリーダーを骨抜きにする極上のベッドなのだ。
コメント
4件
やば、知的なあべちゃん好みストライク こんなこと言っちゃキモいけど、こんなあべちゃんに攻められたい
今日2本投稿します🙇♂️