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第二話
ナル「知っているんですか?」
「”Nakamu”のことを」
🦈 「知ってるも何もこの国の総統だぞ?」
「知らないわけがないだろ」
ナル「へぇ〜!そこまでは教えてくれなかったなぁ」
🦈 「誰に教えてもらった?」
ナル「情報屋」
🦈 「それでどうやってnakamuに辿り着いた?」
ナル「ただ自分と同じ見た目をした人を探してって言ってnakamuに辿り着いただけです」
🦈 「一発でnakamuを当てたのか?」
ナル「ははッ まさかw」
「何人も何人も間違えてやっとnakamuに辿り着きました」
🦈 「…その間違えた人達は?」
ナル「殺しました」
🦈 「ッ!」
ナル「でもしょうがないんですよ?」
「情報屋に払わなきゃいけないお金も無かったからその家の人を、全員殺して金品を盗んで売って金稼ぎもしていました」
「バレたら自分の人生が終わっちゃうのに」
🦈 「じゃあなんで俺に言った?」
ナル「んー だってもう逃げられないし、 もともとnakamuで探すのを最後にしようとしてました」
「だから最後にnakamuの血を少し貰えればいいかなって」
🦈 「なんで血なんだ?」
ナル「そうそう!僕、鼻がいいんですよ!」
「だから、いつも血の匂いで判断しているんです!」
🦈 「…そうか」
ナル「持ってこれます?」
🦈 「やってみる」
「おとなしくしてろよ」
ナル「はーい」
総統室
🦈 「nakamu」
🐼 「んー?」
🦈 「血、くれないか?」
🐼 「えッ?急に?」
🦈 「侵入者がくれって」
🐼 「なんで?」
🦈 「くれたら帰るって」
🐼 「…俺が会って話す」
🦈 「は? 危ないだろ」
🐼 「話さないとわかんなくない?」
🦈 「わかった」
地下室
ナル「あ、来た 」
🦈 「本人がわざわざ来たぞ」
🐼 「こんにちは」
ナル「おぉ こんにちは…」
「作り笑顔すごいっスね」
🐼 「あはッ わかる?」
「で、なんで血が必要なの?」
ナル「家族かどうか確かめるため」
「見た目は今までの人達の中で一番似てる」
🐼 「そう どうやって確かめるの?」
ナル「血の匂いで」
🐼 「信用できなくない?」
ナル「んー そう言われてもなぁ」
「自分はずっとこのやり方だったからなぁ」
🐼 「… お前、名前と年齢は?」
ナル「ナル、20歳」
🐼 (俺と4歳差か… まさかな…)
「DNA鑑定するか」
ナル「なにそれ?」
🐼 「まぁ、血ちょうだい」
ナル「いや、こっちのセリフなんだが?」
🐼 「血くれたら正確な家族関係がわかる」
ナル「じゃあやるわ」
「どうやって血渡せばいい?」
「手、切ろっか?」
🐼 「いや、注射器あるから」
「じっとしといて」
ナル「はーい」
🐼 「よし まぁ結果が出るまではこの国にいて」
ナル「地下牢?」
🦈 「当たり前だろ 侵入者なんだから」
ナル「まじか」
「結果ってどのくらいで出る?」
🐼 「約1か月」
ナル「わぉ 長ッ」
🐼 「まぁ幹部達か暇つぶしに来るかもね」
🦈 「来るか?アイツら」
🐼 「さぁ? まぁ約1か月ぐらいよろしくね」
ナル「よろしく」
__________
1か月間どうなるんでしょう?
楽しみ〜
次回 白尾国幹部達