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episode3 ヒーロー社会の醜さ
あの後は家に帰って冷凍食品を温める。
暗い部屋にレンジの光だけ輝く、
携帯を開くとクラスLINEが盛り上がっていた。
カミナリ「今日の戦闘訓練オールマイト居たらしいぞ!!」
セロ「みんな気づいてたぞ(笑)」
と微笑ましいラインに少し腹が立つ
多分一生理解ができない、
ヒーロー、。
別にA組に悪いやつがいたんじゃない。
ヒーローの1部、全員が良い奴じゃない。
ヒーローも人間だ
赤の他人を守れる奴の方が少ない
憧れの仕事だから、ちやほやされたい奴もいる。
そういうヒーローが大嫌いだ。
ヒーローという肩書きだけもらって
チヤホヤされて、実は見殺しにする。
そんな奴らがいるヒーローが正義を名乗る権利なんてない。
そう思うとヴィランの方が綺麗にみえる。
これが齢5歳が気づいてしまった
ヒーロー社会の醜さだ
親はそんなヒーローに見殺しにされた。
2人はただ普通に過ごしてた
ヴィランに襲われ、ヒーローは怖気つき
逃げた。
まぁ、絶望するよね
唯一の希望が顔を真っ青にして逃げるんだもん。
その後先生が来た。
あの人が私のヒーローだった。
冷凍食品が温め終わりご飯を食べる。
最低限生活できるよう先生が援助をしてくれる。
裕福な暮らしは求めてない。
だけど、ヒーローがいない世界は嬉しい。
A組に悪い奴らは居ないのに
とか思うほど自分は余裕はない
普通の生活をあの子達はくれるけど
連合生きやすい。
普通の生活はいらない。
裕福な生活もいらない。
連合のみんなが生きやすい世界が欲しい。
連合の仲間の笑顔が見れる。
林間合宿の準備しなくちゃと動き出す。
もちろんスーツケースなんてないからリュックに詰める。
着替え、ジャージ、筆記道具、ノート
まぁ、必要最低限の物だけ詰めると床に転がる。
目をつぶると意識が途絶える。
重い腰をあげると昨日までの暗さが嘘のように部屋が明るい。
朝ごはんはいつも食べずに登校すると
芦戸ちゃんに会った
アシド「やほ〜!!麻弥!!」
と朝から元気な様子
「おはよー」
と返事をする。
アシド「明日から林間合宿だよねー!楽しみー!!」
と少し上を向いて話している。
明日から林間合宿が始まる。
先輩達は地獄と言っていたのを緑谷が言っていた。
「まぁ、まず芦戸ちゃんは補習だねー」
と言うと、少し顔が曇る。
そんなに補習が嫌なんだな、とも思いつつ
学校に着く。
林間合宿が楽しみだ