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それは1度は誰もが憧れた事のある力。
この世界にはそれがある。
発火能力、爆発能力、氷結能力、念力、
ありとあらゆる能力がある。
そして、世界にはD.Cと呼ばれる異能犯罪者も存在している。 ヒーローはその対抗手段だ。
僕はヒーローを育てる学園の生徒。
なんだが。
?「はぁ〜〜~~」
僕はレオン。この学園に通う、所謂ヒーローの卵だ。
だけどそんな僕は、 [無能]と言われる存在だ。
何故なら、僕は[無能力者]!
そう、無能力者なのだ!(大事だから2回)
この世界では異能力が当たり前、つまりは無能力者はゴミ同然。
なんと悲しい。
この教室は弱い能力を持つ奴らの集まる教室。
Eクラスである。
まぁ無能力者は僕だけなのだが。
A「おい、無能。」
A「飯買ってこい。」
こいつはクラスの中でも特別、僕を嫌っている奴。 無能力者がここに居るのが気に入らないのか、いつも絡んでくる。
A「おい。聞いてんのか!」
男の手から火が出る。
A「死にたくなけりゃあ買ってこい。」
自分「うるさいなぁ。」
自分「そんなに食いたいなら自分で買ってこいよ。」
自分「いててて。」
案の定、ボコボコだ。
無能力者が逆らったら当たり前か。
これが僕の日常。意味の無い授業に時間をかけ
周りから貶され、腹いせにボコられ、挙句の
大きな爆発音がする。
僕の教室からだ!
僕は急いで向かう。
そして扉を開けると、ある光景が目に飛び込んできた。
自分「え?」
そこに広がっているのは、崩壊した教室と傷だらけで倒れている生徒達。
瞬時に理解する。 (敵だ。爆発系の能力?)
辺りを見渡すと、
1人の人物が目に映る。
?「ん? まだ立ってる人いたんだぁ。」
?「強いのかな? それともたまたま?」
(敵! 1人か? 仲間が隠れている可能性は。)
?「まぁいいや。」