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そう言って私は接近した。
一撃で仕留める、そのつもりだったのだが。
私「え?」
気付いたら私は倒れていて、彼はナイフを構えて立っているのだった。
?「どういう こと?」
自分「……動くなよ。」
自分「動いたら、その首にナイフを突き立てる。」
そう述べると、女は静かに頷いた。
?(どういうこと?)
?(私は足元を爆発させて近づいた。)
?(そして爆発で仕留めるはずだった、なのに気付いたら私は倒れていて、)
?(どうなっているの。)
自分「さて、」
自分「お前はさっきまで有利だったが、形成が逆転したな?」
自分「能力を過信すればこうなる。」
?「能力を過信?何を言ってるの。能力はありとあらゆる物に対抗する力。過信も何もそれが事実よ。」
自分「それだ。」
自分「その考えが過信していると言っている。」
誰もが過信している、だから俺は言った、
自分「例えば火を出すだけの能力だったら? 少し身体能力が高くなるだけだったら?」
自分「そしたら、対抗も何も無いだろう?」と。
?「…」
女は黙る。そりゃそうだ、能力を過信しているからこそいざこう言われた時、何も言えなくなる。
自分「つまりはそういうことなんだよ。」
自分「所詮その程度、強弱が違いすぎるんだよ。」
?「なら、貴方は能力を使わないわけ?」
自分「そうだな。基本的には使わない。」
?「嘘よ。使っていないならこんな事には、」
自分「身体能力の差、それだけだ。」
?「そんな」
女は愕然とする、能力なんて信じるに値しない。結局は一つの道具に過ぎない。だから、だから俺は。
?「それで、私を警察にでも突き出すつもり?」
自分「いや?そんな事したら俺が目立つだろ。」
女は唖然としている。当たり前だ。ここにいるのはヒーローの卵、危険な人物は捕まえるのが当たり前。なのにそれを捕まえないと言っているのだ、疑問に思うだろう。
だが、俺はそのまま、当然の事のように述べた
と