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わっしょいカンパニー社長 熾盗
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ご主人
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ゆも
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海に行ってから数日後。
今日はみんなで夏祭りへ行く日だ。
「よしっと。」
ぼくは鏡の前で身だしなみを整える。
窓の外ではセミが鳴いている。
夏はまだ終わっていない。
スマホを見ると、グループチャットにはたくさんの通知が来ていた。
あっきぃ 『もう着いた!!!』
まぜ太 『絶対嘘。』
ぷりっつ 『絶対嘘やな。』
ちぐさ 『たぶん家にいるにょ。』
あっと 『そうだろうな。』
ひどい。
でも、ぼくも同じことを思った。
すると。
あっきぃ 『なんで信じてくれへんの!?』
思わず吹き出してしまう。
相変わらず賑やかだ。
「そろそろ行こうかな。」
そう呟き、ぼくは家を出た。
待ち合わせ場所に着くと、すでに何人か集まっていた。
「けちゃー!」
ちぐが手を振る。
「ちぐー!」
ぼくも手を振り返した。
今日はみんな浴衣姿だ。
「似合ってるよ!」
「ありがとにょ~!」
ちぐは嬉しそうに笑った。
その隣にはまぜちとあっちゃんもいる。
「おはよー!」
「おう。」
「おはよう。」
二人も手を振った。
すると。
「よぉ!」
後ろから声がする。
ぷりちゃんだった。
「おぉー!」
みんなの視線が集まる。
「浴衣やん!」
「祭りやからな!」
ぷりちゃんは得意そうに笑った。
その時だった。
遠くから聞き覚えのある声が響く。
「待ってぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
全員が振り返る。
やっぱり。
あっきぃだった。
「ギリセーフ!!!」
「アウトにょ。」
ちぐが即答する。
「えぇ!?」
みんなが笑った。
六人揃ったところで、祭り会場へ向かう。
道には提灯が並んでいた。
少しずつ人も増えていく。
そして。
祭り会場が見えた瞬間。
「うわぁ……!」
思わず声が漏れた。
屋台の明かり。
行き交う人々。
どこからか聞こえる祭囃子。
夜なのに、とても賑やかだ。
「すごーい!」
ぼくは目を輝かせる。
「あっ!」
あっきぃが前を指差した。
「りんご飴や!」
「早っ。」
まぜちが呆れる。
「あっちは射的やで!」
ぷりちゃんも負けていない。
「金魚すくいもあるにょ!」
ちぐまで楽しそうだ。
「とりあえず落ち着け。」
あっちゃんが苦笑する。
だけど。
みんなの顔は笑顔だった。
海とはまた違う夏の景色。
きっと今日も、楽しい一日になる。
そんな気がしていた。
「じゃあ、何から回る?」
ぼくが尋ねる。
すると。
「りんご飴!」
「射的!」
「金魚すくい!」
三人の声が重なった。
「あはは!」
思わず笑ってしまう。
どうやら、今日も賑やかな一日になりそうだ。
コメント
4件
賑やかだなぁ
浴衣姿で夏祭り、いいねえ〜!みんなの個性が出てる集合シーンからもうニヤニヤしちゃった🤭 あっきぃの「ギリセーフ→アウトにょ」の流れ、めっちゃあるあるで笑った。りんご飴、射的、金魚すくい…みんな楽しそうで、こっちまでワクワクしてきたよ🌙 海とは違う夏の景色、すごく鮮やかだった!続きも読みたいなあ。