コメント
4件
科学も異世界も好きなので 書いて下さってありがとうございます!!
リクエスト書いてくださりありがとございます!すっごく良かったです!
はぁい!!リクエストの奴です!!!
異中年(grem)のマインドコントロールだそうです(?)
ロト様、リクエストありがとうございます(´▽`)
※これは、この短編集に掲載した
『愛情表現』の続きのような何かです。
見ていない方は、先に読んだ方が話の流れが
わかると思われます。
※少し、いや大分、ショッキングなシーンがあ
りますので、耐性の無い方、地雷を踏みそう
な方は、回れ右をオススメします。
※のっけからヤってます(!?!?)
ワンクッション
バシンッッ、と言う乾いた音が、ゾチ邸の一室に響き渡った。
「い”、いだぃ”……ッッ」
「あ”?”痛い”?口答えする奴にゃ、当然の報い だよなァ”……??」
「ご、ごめ、なざッあ”ッッ!?!?」
後ろ手に手錠を着け、真っ黒な目隠しをさせて、無茶なセックスに尻が切れているのもモノとせず、只々、自分の欲のままに腰を打ち付けるグルッペン。
コンクリートの冷たい床に額を付けられ、更に完全に拘束されてしまって為す術もないエーミールは、只、滅茶苦茶にされる身体を総統に委ね、痛みに喘ぐことしか出来ない。
「もッ、も、許してぇ”……ッッ!!」
「許せ……? なら、それに見合う行動、取れよッ?」
言いながら、黒い笑みを浮かべ、一気に最奥を抉った。
「はひう”ぅ”ッッッ!?!?」
ガクガクと全身を大きく震わせ、底知れぬ快感に背を仰け反らせる。
ダラダラと先端からはしたなく溢れる液を目視すれば、悪魔のような笑みを浮かべ、果てたばかりのその耳元に、甘く囁き掛ける。
「まだ、イけるよな?」
:::*:::*:::*:::*
ここ最近のコトのせいで、すっかりよれてしまった自身の服を眺めつつ、何度も思った疑問を問う。
「……何が、したい?」
その問にグルッペンは、何も言わず足を組直した。
食事は摂れてはいるのだが、如何せん、食欲が湧かないものだから、元々細かった身体も更に痩せてしまった。
そんな状態でのセックスなのだから、身体中が悲鳴をあげている。
未だ絶頂の余韻に震える腰を押さえ付け、圧を掛けるよう睨み付けた。が、気にも留めない奴は、甘ったるい、猫撫で声で言うてくる。
「そろそろ、いい加減堕ちようぜ?そうすれば乱暴しないんだからさ」
乱暴、その言葉に、単なる暴力と、先程のようなセックスの意味が共存しているのかはわからない。
だが、これだけは言える。
「……誰が、堕ちるもんか」
睨み付けながら吐き捨てると、左の頬に、強烈な痛みが走る。
その元凶が、奴の左の足だとわかるのに、大した時間は要さない。
何度も受けたこの痛みには、そろそろ慣れてきてしまったようだ。
「あんた、痛いの嫌いじゃなかったっけ?」
「嫌いだよ……ッでも、貴様がこうも毎回張ってくんだから、慣れるのも納得だろう、?」
何ヶ月にも及ぶ監禁生活。何ヶ月にも及ぶ、性暴力。
慣れない奴が居るのだろうか。
「そうか……すまないな、私がこんな性格なばっかりに」
「はっ……今更になって謝罪か?」
「こんなに傷だらけにしといて、ほざけ」
監禁初日から在ったと思われる痂が、じくじくと痒みを帯びてくる。
胴には勿論、手首や、腰。様々なところに在るその傷達は、痣として残るものから、まだ塞ぎ切っていないもの。 切り傷に、殴った跡。
数え切れない程在る。
_最悪だ。
口から零れた音に、奴の眉が歪む。
まずい。
今、暴力は。
思わず目を瞑ったが、痛みは来ない。代わりに、マイナスの音が耳を突いた。
「ふぅん、ならさ、」
「自力で立って、自力で歩いてみろよ」
意地の悪い笑みに、疑問が湧く。
_立って、歩く?
そんなの、簡単だろう?
「……何故、そんな簡単なことを?」
「まあまあ、やってみぃや」
両手首の拘束を解かれ、無理矢理立たされる。
逃げるチャンス。
咄嗟に逃げ出そうと足を動かした。
否、動かそうとした。
__足が、動かない。
何故、?
歩こうとしても、足が止まってしまっている。
と言うより、歩き方を忘れた、と言うのが近いやも知れない。
「……どうした?逃げるんだろ?」
ニヤリと、奴の口元が歪む。
反論したかったが、言葉が出ない。
戔のショックに、絶句してしまう。
気付けば、膝から、ガクリ、と崩れ落ちていた。
「……なァ、エーミール?」
奴が口を開き、俺の名を呼ぶと共に、頭の中で何かが弾け飛んだ。
言い様のない喪失感が、脳を真っ白に塗り替える。
そして、もう、何が何だかわからないくらいに、奴に泣き付いていた。
「ごめッ、ごめんなさいッ、いや、足ッ、足が、変なっちゃったッ……!!」
ポタ、ポタと涙が、薄茶色の、よれたスラックスを濡らす。
こんなの、俺じゃないのに。
ショックによって少ししか残っていない理性が叫ぶが、泣き叫ぶ声に掻き消され、やがて、息絶えた。
暫く泣いた後、ボンヤリとした頭に残ったのは、底無しの絶望だけ。
その時、光が差した。
「ほら、私の手を掴むんだ」
言われるがまま、目の前に伸びた手を掴むと、グイ、と引っ張られ、立ち上がらせられる。
「右足を出して、左足を出すんだ」
転けないようにと腰に手を回され、ゆっくり前進する。 彼と同じように足を動かせば、力こそ入っていないが、少しだけ前進出来た。
「……な?私がリハビリするさ、だから、着いてきてくれるな?」
彼の、優しい声と問い掛けに、頭が浮つく。
彼の黒い瞳に映る、自身の虚ろな表情が、答えを出していた。
___Wie du sagst
:::*:::*:::*:::*
あれから、数週間の時が過ぎた。
目の前に広がる光景には、自然と笑みが浮かんでしまう。
「グルさん、何で笑ってんの?」
ぽてぽて、なんて効果音が付きそうな歩き方で、此方へと歩いてくる。
私のリハビリのお陰で、大分歩けるようになった。だが、まだ足が縺れたりはする。
「……ふっ、可愛いなって」
微笑みながら答えると、首を傾げはがら、でも、何処か嬉しそうに微笑み返した。
_監禁と言うものは、人間の心を壊すのに最適だ。
そして、自分の思い通りの人間にすることも、容易い。
嗚呼、エーミール。
漸く、私のモノに、なってくれたな?♡
マインドコントロール、多分こんな感じ!!!!!
いやね、検索して頑張ったんだけど、やっぱり、初めて書くからわかんないんですよねぇ……
如何でしたでしょうか?
監禁されて、足の筋肉が衰えて歩けなくなる、
みたいなシチュエーションは書きたかったんですよね。
個人的には、満足と不満の丁度中間のような出来なのですが……
まぁいいや(おい)
次のリクエストも入っているのですが、次は一旦、ルークの書きたいものを書かせて頂きます……
リクエストは受け付けますので、じゃんじゃん下さいね!!
ではまた、次の作品で会いましょう!