コメント
1件
「おかえりなさーい」
「ただいま」と答えながら靴を脱ぎ、部屋に向かう俺の後を付いてくるみやは、
今日の出来事で楽しかったこと、友人と話したことを俺に話して聞かせるが、別に話せと言った訳ではない。
自分の部屋に入りネクタイを緩め、スーツの上着を脱ぐと、
開けたままにしていたドアから俺の後を追って部屋に入ってきて、当然のように上着を受け取り、慣れた手つきでそれをハンガーに掛ける。
その間も、みやは楽しそうに話をする。
前に一度、自分でやると断った時、「話す内容を忘れた」と言って逆に怒られたのをきっかけに、みやが話している間はなるべく話し掛けないようにしていたら、これが当たり前になっていた。
そして不思議とみやの話はどんなに疲れていても、それを聞くのを面倒だとか、嫌だと感じる事はなかった。
夕食の用意をすると言って、キッチンに戻ってからもみやのお喋りが止むことはなく、毎度こんなに*****************************
*********************
****************************
***************
***********
*****************************
***********
****************************