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若井 side …
俺は元貴の孔に自身のモノを押し当て、ゆっくりと挿入していく。すると、くぷっと音を立てて先っぽがナカへと入った。
「んッ、…//」
元貴が小さく腰を震わす。中間ぐらいまで入ると、元貴は足をガクガクさせながら俺と元貴が繋がる場所をじいっと見つめていた。
「わっ、若井…?/もう全部入った…?//」
元貴は口元を隠し、少し涙目で俺に問いかける。
「まだ、あと少し」
元貴は驚いたように目を見開き、少しだけきゅうっと中を締め付けた。そういうとこで、純粋さが出るんだよな。
「はあっ/…全部入ったよ」
「ふっ、♡ぅ゛ッ//」
俺は元貴の腰に手を添えて、元貴に俺と元貴が繋がる場所がよく見えるようにする。
「ほら、元貴見て、俺たちちゃんと繋がってる」
「ッ//変なことッ言わないれ゛ッ///」
元貴は耳まで赤くしながら照れたように言う。ああ、本当に可愛いなぁ。このままぐちゃぐちゃにしたい。そんな気持ちを抑え、俺は元貴の腰を掴み動く体制に入る。
「…動くよ?」
「ん、//」
元貴がコクコクと首を上下させる。俺は元貴の腰を掴み、ゆっくりと腰を動かし始める。最初は浅く、ゆっくりと。
「ぅ゛ッ/ぁあッ、♡んっ//」
元貴は着ているシャツの裾をぎゅうっと握り、気持ちよさそうに喘いでいる。そういう一つ一つの仕草でまた好きになる。好きになっても報われないのに。
「ん゛ッ!♡しょこッ、//そこ好きぃッ♡//」
「…」
俺は元貴の好きなところなんて突いてあげない。だって俺は元貴の物欲しそうな顔が好きなのだから。物足りなくてもっと俺を求めるあの表情、瞳。あれが好きなんだ。
「んあっ、//あぁッ♡手前のとこッ/突いてッ、?♡//」
「…ここ?」
俺は渋々元貴の言うところをトチュッと突いてあげる。すると元貴はビクッと体を大きく震わせ、気持ちよさそうに鳴く。
「ぉあ゛ッ、!?♡//んあッ♡/」
俺は元貴の腰を掴み直し、腰を動かすペースを上げる。さっきまでのクチュという可愛らしい水音とは違って、パンパンッという肌と肌が激しく触れ合う音となる。
「んっ!//う゛あッ♡激しッ、♡/」
「はあッ…元貴ッ//」
俺だけが元貴の名前を呼ぶ。まるで俺だけが元貴を求めているみたい。その事実がどうにも虚しく、苦しい。俺はそんなことを考えないためにも激しく腰を打ち付ける。俺と元貴はただのセフレ。”好き”だなんて通用しない関係。分かってるんだよ。分かっていても、やっぱり君との行為を”そっちの意味”でシてしまう。