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若井 side …
暗い部屋にパンッパンッという肌と肌が触れ合う音と元貴の甲高い喘ぎ声が響く。
「ぅ゛んッ、はあッ、きもちッぃ゛♡」
元貴の喘ぎ声が頭の中で何度も再生される。結局頭の中は元貴の事ばかりで、俺は元貴のことしか見れていない。元貴は今、俺の事ちゃんと考えてくれてるのかな?元貴は今、何を思ってこの行為をしているのだろう。
「んあッ!♡ふうッ/ん゛ッ、」
そこら辺の女より何倍も綺麗で、何倍も可愛らしい。俺の周りの男はみんな馬鹿だ。こんなにも近くに、こんなにも可愛い子がいると言うのに、”女”という生き物にすがりついてさ。
まぁ、こんなイイコトを知ってるのは俺だけでいっか。
「ぁあッ!ふかい゛ぃッ♡//」
元貴の声が更に快感を呼ぶ。面倒なことは考えず、ただただヤるのがセフレ。元貴と俺はそのセフレ関係。そのはずなのに、無性に元貴のことを考えてしまう自分がいる。何も考えずに元貴を犯せばいいのに、どうして?俺は頭の中の考えを全て消し行為に集中するために、更に腰を強く打ち付けたその時。元貴が俺の頬に触れた。
「わかいッ…?//なんで泣いてるのッ…、?/」
「…は?」
元貴が心配そうな瞳で俺の事を見つめる。俺が泣いてる?嘘だ。そんなのありえない。だが、元貴の頬に一滴の水滴が落ちる。
俺、なんで泣いてるんだ?
「どうかした…?/」
「…なんでもないッ」
俺は再び行為を続けようと、元貴の腰を掴む手に力を入れる。だが、元貴はそれを遮るように俺に涙の理由を問いかけようとする。
「え、でもなんでッ…」
「なんでもないってばッ…!」
俺の事なんて何も見ていないくせに。俺の事なんて興味も無いくせに。どうして俺の心配なんかするの?
苛立ちから俺は勢いよく腰を打ち付けた。
「ぅ゛あ゛ッッ!!??♡///」
元貴は驚いたようにビクンッと体を反らせ、必死に俺のパーカーの裾を握っていた。
「わか゛ッ//わ゛かいッ、!♡まってッ、!//」
俺は元貴の声になんて聞く耳を持たず、ただただ狂ったように腰を打ち付けた。こうやって酷く扱えば、俺も元貴も何も考えずに行為が出来る。
大好きな相手を酷く扱うのは、とても苦しいようで、とても気持ちが良かった。
「ぁあッ!、だめッ!♡きちゃうッ!!//」
「はあッ//俺もッ♡」
元貴の瞳がうるうると揺れる。結局、俺は好きな相手を泣かしてしまうのか。
「ッ…!♡くっ…//」
「ぁんッ!♡くるッ…!♡/」
俺と元貴は同時に果てた。暗い部屋には、2人の荒い吐息だけが響いていた。俺は一気に体の力が抜けて、元貴に覆い被さるように倒れかける。元貴の頬には、ツーと涙が伝っていて、元貴は意識を手放していた。
このお話、なんとなーく若井さんのこと
読めないなって思うのは
作者だけでしょうか? ((
書いてる本人でも若井さんの考えとか
あまり掴みきれておりません😖
あと、今新しいお話を
考えてはいるのですが、
少し遅れておりまして💭💦
もしかしたら「溺」が完結して
すぐに新作を出せないかもしれません…
その時は少しお待ちください🥹
絶対新しいお話持ってくるので…!!!
ではまた次のお話で^^