テラーノベル
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ども!
こうかいずっとしてないので!これで!
下手かもしれないけど…タイトルは仮!
昼休みが終わったあとが、いちばんつらい。
おらふくんは、そう思いながら校舎の裏に座り込んでいた。
コンクリートは冷たくて、制服越しでもそれが分かる。
ひざが痛い。
さっき、廊下ですれ違いざまに肩をぶつけられて、
そのまま何も言えずに転んだ。
「……っ」
声を出すのも、もう疲れた。
学校では、嫌われている。
理由は分からない。
暗いとか、変だとか、声が小さいとか。
気づいたら、そういう立ち位置になっていた。
保健室には行かなかった。
先生に聞かれるのが、嫌だったから。
おらふくんは、背中を壁に預けて、顔を伏せる。
涙が出るのは、悔しいからじゃない。
ただ、溜まっていただけだ。
ぽた、と地面に落ちる。
そのとき――
足音がした。
反射的に、息を止める。
「……誰かいる?」
低いけど、やわらかい声。
逃げようとしたけど、足がうまく動かない。
「……あ」
声が出てしまった。
少し間があってから、
視界の端に、影が差し込む。
同じ制服。
同じ学年。
クラスの……おんりー。
「ごめん、驚かせた?」
おんりーは、少し離れたところで立ち止まった。
近づきすぎない距離。
おらふくんは、首を横に振るけど、
涙は止まらなかった。
おんりーは何も言わなかった。
慰めもしない。
質問もしない。
ただ、しゃがんで、地面を見ていた。
しばらくして、ぽつりと。
「……ひざ、血出てる」
その言葉で、初めて自分の足を見る。
確かに、赤くにじんでいた。
「ハンカチ、ある」
そう言って差し出されたのは、
きれいにたたまれた、白い布。
「……いい」
断ろうとしたのに、声が弱かった。
おんりーは無理に押しつけなかった。
ただ、手のひらにそっと置いた。
「使わなくてもいいから」
それだけ言って、立ち上がる。
「……ここ、静かでしょ」
去り際に、そう言った。
足音が遠ざかる。
おらふくんは、しばらく動けなかった。
手の中のハンカチが、やけにあたたかい。
知らないはずの人なのに。
なのに――
なぜか、
ここにいていいって言われた気がした。
涙は、少しだけ止まっていた。
コメント
3件
はぁ...♡ おらふくんが主人公?
んわ…いい(冷静)