テラーノベル
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琉生が目を覚めたのは誘拐されてから2時間たった頃だ。
頭がくらくらする。
手首に冷たい感覚。
首につけられた謎の装置。
“拘束されていた。ナノマシンをつけられた状態で。”
何もすることができない状態だった。
「目が覚めたか。」
男の声がした。
「初めまして。紅羽琉生さん。」
琉生は質問した。
「お前は誰だ?」
「あなたに教えるつもりはありませんよ。」
怜たちがたどり着いたのは廃ビルだった。
大和が端末を開く。
「情報によると、琉生はこの地下にいる。」
みんなは地下へ向かった。
「なんだよ…これ…」
怜は声をあげた。
拘束された被害者達。
そして、中央に立つ男。
琉生だった。
変わり果てた少年の姿。
「何か御用ですか?」
いつもの琉生ではなかった。
記憶が消えていた。
怜はそれに勘付いていた。
「俺が誰かわかるか?」
琉生は「わかりません。」と答えた。
怜は想定外の行動に出る。
「S.O.Sのエージェントだ。殺したきゃ殺せ。」
大和は止めた。
「何してんだよお前…」
怜は話を続けた。
「殺せないんだろ?俺たちの事。」
拳銃を持つ琉生の指は震えていた。
「本当は記憶なんて消えていない。俺達の事がわかるんだろ?」
怜は最に呟いた。
「…琉生。」
そのときだった。
「あああああああああっ!!」
琉生が叫び出した。
「嫌…嫌だ…来ないで…!」
優奈が端末を取り出した。
「ナノマシンが暴走してる!すぐに止めなきゃまずいことになる!」
「ここは優奈と大和に任せる。」
朱璃が止める。
「どこへ行くの?!」
「俺は地下へ行く。」
地下実験室。
琉生の洗脳。ナノマシンの暴走。
全てはマスターの仕業だった。
「フラッシュバックしちまったか。」
マスターは呆れていた。
「この暴走、どうするんですか?」
六花が聞いた。
「エージェントたちが止めにくるだろう。」
その時だった。
誰かがドアを蹴って入ってきた。
廃ビル入口付近。
琉生は気絶していた。
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「やっぱり、怜さんの言うとおりだったわ。」
「俺達も地下へ向かう。」
大和と優奈は地下へ向かおうとした、が怜は止めた。
「今は来るな。地下はかなりヤバいことになっている。」
そう言って怜はインカムを切った。
怜がインカムを切った直後。
「待って。」
優奈が地下へ続く階段を見つめた。
「……何か聞こえない?」
2人が息を潜める。
地下から、足音が響いてくる。
ドン……ドン……ドン……。
大和が銃を構えた。
しかし、足音は途中で止まる。
その瞬間。
地下から銃声が何発も鳴り響いた。
パンッ! パンッ! パンッ!
ここから、新しい戦いが始まる。
コメント
1件
ひゃあっ…みゆ先生マジで毎回毎回心臓握り潰しに来るよね!?😭💔 怜が「♡♡♡たきゃ♡♡♡」って自ら銃口に立つ覚悟、琉生の指の震え、もうエモすぎて涙止まらんかった…記憶消えてても体が覚えてるみたいな描写最高すぎ!そして最後の銃声…続きが気になりすぎて今夜眠れないんだけど!?次回も全力で待機してるからね🌸✨