続き
最終話
注意は1話に
̗̀⚠︎ ̖́-ネタバレ
↓↓↓嫌な方はちょっと多めにスクロール
心中描写があります。
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em視点
数分経った今もまだ痛みは全く引かない。
本当に苦しかった。
でも。
zm「emさん、俺、emさんのこと大好きやで。」
脳裏に過った良からぬ感情を押し殺し這って逃げようとする。
当然の如く押さえつけられる。
em「はぁッ、はぁッ…」
やっぱり苦しさは、痛さは残っている。
zm「ねぇ、emさん」
zm「殺してあげようか」
zm「そしたら。」
今の私の絶句し、混沌な感情の中に、喜びも混じっているのかもしれない。と不意に危機感の無いことを思った。
私が応える間もくれずに、
zmさんは微笑んで私の首に手をかける。
em「zmさ…」
止めるつもりなんて全くないと言わんばかりのzmさんの眼をみて、自分はここで殺されるんだ。と理解する。
em「zmさんは、私の事愛してますか?」
zm「もちろん。」
深く頷くzmさん。
em「私がいなきゃ生きていけないですか」
zm「もちろん。」
em「じゃあ何で殺そうと、するんですか」
頑張って堪えてた涙も、やはり零れ落ちていく。
zm「…」
zm「それもそうやな」
zm「じゃあ、一緒に死のうか。」
この人はもう手遅れだ、狂っている。
もちろんそれについて行こうと決めた自分も。
私も返すように微笑を浮かべる。
じゃあ、と言ってzmさんは棚から大きなナイフを取り出した。
やはり恐怖には勝てない、身体がぞく、と震えるのが分かります。
zmさんは躊躇うことなく私にナイフを突きつけます。
em「ッ”…」
元々疲れていたからか、喉を潰されたからか声も出ない。
zm「まって。一緒に逝こ?」
やはり彼の中にあったのは、何の変哲もない愛だった。
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エピローグ
ああ、
と心の中で呟く。
きっとこれで良かったのでしょう、
本当はこの気持ちにも気づいていました。
流れる血と薄れていく意識の中で、最後に笑う。
zmさんももう意識は殆どなくて、でもこの言葉が届くと信じて。
em「zmさ、、、だい、すきです、、、。」
はっと、微笑をうかべて、私を抱きしめる力がほんの少しだけ強くなった。
zm「おれ、も。大好き。あり、がと。」
憑き物が落ちたかのような安らかな顔でそういってくれました。
好きな人に愛されて、今も、こんな状況でも抱きしめてもらえる。
これ以上の幸せなんてあるのでしょうか。
これは死なんかじゃない。
自分たちの『愛』のはじまりなのだ。
もう一度言う。やはり彼の、zmさんの中にあったのは、何の変哲もない愛だった。
ご拝読ありがとうございました!如何でしたか?
思いついたらHappyENDもかきますね!
でももうこれHappyENDと言ってもいいのでは、、、?
良ければ♡💬お願いします*ˊᵕˋ*
sypさんとemさんの攻め、
zmさんとciさんの受けはかきません💦
それ以外ならなんでもOKです!面白いかはわからんけど腐ならいくらでも書けます😏😏
改めて最後までご拝読ありがとうございました!
コメント
14件
この物語の最後は心臓がキュってなったぜ😭こんなやつまじで大好き♡もし良ければコネしょぴの共依存がみたいです!✨️
やっぱzmemの共依存はドッロドロでサイコーっ!!!
めちゃめちゃ素敵なお話でした߹ ߹ 両者ともきちんと本物の愛なの泣けます߹ ߹ 最終回お疲れ様でした(՞ . .՞)"