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第三話でーす✨️
ぜひ読んでください!
※途中からグロ表現
※初心者だから下手
※クリーチャー表現あり
5人の女子の遺体を運び終えた男子たちは、各々の女子ペアの前に座った。
〜【アラタ↔リノン】〜
《アラタはリノンの前に座り、リノンの手を握る》
🍇「なぁ…リノン…? リノンさ、俺に『絶対優勝してこいよ!』って背中押してくれたやん…?
リノンが背中押してくれたから、俺、ッ優勝できたんやで……? リノンのおかげでバスケも頑張れたよ…?
なんで…? 何でなんだよぉ… ウッ…リノンッ………….!! 死んだのが、ッ…嘘だって言ってくれよぉ…!!!」
アラタはリノンの手を握りながら、リノンの遺体を見たときから堪えていた涙を流した。
〜【セイヤ↔シケン】〜
《セイヤはシケンの前に、あるキーホルダーを置き正座で座った》
⚽️「ハァ…。 シケン…。 シケンが修学旅行の時にくれたこのキーホルダー、覚えてる…?
俺さ、このキーホルダーもらったときは素っ気なかったけど、本当は嬉しかったんやで?
このキーホルダーもらってから、勉強とか体育、人付き合いもうまくいったんやで…?
6年生で初めて一緒のクラスになって、最初に仲良くした女子はシケンやった…。
……ッ….こんなのって…….!!!!! シケン…((ポロツ))」
セイヤは学校で初めて泣いた。 シケンからもらったキーホルダーを握りしめながら。
〜【タイヨウ↔アイリ】〜
《アイリの前に、歯を食いしばったタイヨウが座った》
🤾「なぁアイリ…。 アイリは裁縫が得意でさ、俺に野球の布チャーム作ってくれたやん。
今も大事に家の箱に保管してる。 俺は4年生の頃からずっとアイリが好きでさ、いつか想い伝えたかってん…。
でも思いを伝える前に…ッ…アイリ…! なぁアイリ!!!!
何で…ッ…? なんで俺より先に死ぬんだよぉ!!!!!!」
血に染まり冷え切ったアイリを、タイヨウは抱きしめながら泣いた。
〜【リタ↔ココネ】〜
《リタは表情と感情をなくした顔でココネの前にストンと座る》
🦊「ココネ…。 俺は密かにココネに片思いしてきた。 5年生のときから。
優しくて勉強も運動もできて、身長高くて、同じバスケ好きのココネのことがずっと好きでさ?
俺はココネが少しでも俺の事好きでいてくれたらなぁってずっと思ってたんよね…。
笑顔が可愛いココネの顔が赤黒い血色に染まって…。 俺泣くことしかできんよ…ッ…。
何で……??????」
冷たくなったココネの頬を優しく手で包みながら、リタは声もなく咽び泣いた。
〜【セイト↔ミサキ】〜
《『見てられない』と言った表情で目をつぶりながらミサキの前に座った》
🏊️「修学旅行の夕食の時さ、ミサキのグループから『ミサキセイトが好きなんや!!」って聞こえてきた瞬間、
僕は本当に嬉しかった。 こんな僕のこと好きでいてくれるんやってね…。
その後の学校生活でもミサキはふわっとした笑顔で僕に喋りかけてくれたよな。
そのミサキが今は…….ネェ……代われるなら僕がミサキの代わりにッ…!!!! ウゥ~………(ポロポロ)」
4年生のときからずっと大好きだったミサキのおでこに自分のおでこをくっつけて、セイトは静かに泣いた。
その時、男子たちの後ろがにわかに明るくなり、世界を支配するディーラーが現れた