初ストグラ
出てくる人↓
青井らだお
ハンク
らだお→♡→ハンク
ハンク→→→♡→らだお
らだお「らだお入りまーす。」
俺はいつものように挨拶をする。
……
返事が無いっということは今日はワンオペらしい。
らだお「まじか〜」
と思いつつ仕事をする。
今日はパトロールを予定だ。
支度をして本署をでる。
目がくらむほどの眩しい太陽。
今日は少し頭が痛い。
でもパトロールはしないといけない。
嫌だと考えるが俺一人しかいないためやらないといけない。
俺は歩き始める。
それにしても今日はやけに暑い。
夏でもないのに、汗をかく。
ぼーっとしながら歩いていると声をかけられた。
「らだおきゅんっ♡」
誰かと思い顔を見る。
らだお「あーハンさんじゃないですか」
ハンク「らだお君今日元気ないね」
らだお「えっーうーん、そうですかね笑」
ハンク「ちょっと触るよ」
らだお「んー」
そう言いながらハンさんは俺のヘルメットを取ってきて手を額に置いた。
俺の髪の毛が風でなびく。
ヘルメットを取ったら少し涼しくなった気がした。
ハンク「熱ッ?!」
ハンさんは俺の額に手を置いた瞬間にそう言った。
らだお「へ?」
俺の声とほぼ同時にハンさんは俺をお姫様抱っこし、歩き出した。
らだお「…ハンさん?」
ハンク「らだお君、あまり喋らない方がいいよ。息がしにくくなるから。」
俺は訳の分からないままハンさんの車に乗せられた。
ハンク「らだお君、シャツのボタン外すね。それと靴と靴下も。あとは〜ベルトも取るよ、」
ハンさんはそう言い俺のシャツの第2ボタンまで外し靴と靴下、ベルトを取り外し俺を締め付けるものを全部緩めた。
そうしたら少し楽になった気がした。
ハンク「今から病院行くから。」
ハンさんは俺を病院に連れて行った。
ハンク「すいません、誰かいますか?」
俺はまたハンさんにお姫様抱っこされ病院に入っていた。
「………」
ハンク「くそ、誰もいないのかよ」
ハンク「僕がやるか、応急処置ぐらいならできるよな…」
ハンク「らだお君、下ろすね。」
ハンさんは俺に話しかけながら応急処置的なことをしてくれた。
ハンク(らだお君、こんなになるまで頑張っていたとは、これは警察の方にメンタルケアして貰わないとだね)
俺はいつの間にか寝ていた。
あの後すぐに救急隊の人が来てくれたらしい。
救急隊の人からはハンさんの応急処置のおかげで助かったと聞いた。
それにハンさんはずっと俺の隣にいたと起きた時にそれも聞かされた。
警察の方も大変だったらしい。
俺が倒れたとすぐに報告され警察全体がパニックになったと、警察からはたくさん心配された。
特に成瀬とマンゴーがやばかったらしい笑。
あとギャングにもその情報は周り心配された。
俺はこんなに皆に信頼されていると思うと嬉しかった。
俺は退院後すぐ仕事に復帰しパトロールを再開した。
らだお(ハンさんにお礼言わないとな〜)
そう思いパトロールしていたら後ろから思いっきり誰かに抱きつかれた。
「らだおきゅんっ♡♡」
らだお「ハンさん!!」
ハンク「元気になって良かったよ。」
そう言ってきたハンさんに対し俺は面と向かってお礼をするためヘルメットを取りハンさんの方をむく。
きっと俺の顔は赤いんだろう。
髪がサラサラと風でなびく。
らだお「ハンさん、ありがとうございました///」
らだお「救急隊から色々聞きました。///」
ハンク「ほぅ、聞いちゃったか笑」
ハンク「らだお君が元気になってくれて良かったよ。」
ハンさんは俺に近づき頭を撫でた。
らだお「ッ?!///」
俺はびっくりし、ハンさんから離れた。
ハンク「ふふっ笑少しは甘えてもいいんだよ?」
ハンさんはそういった、でも俺にはまだそういうことは出来ず
らだお「すいません///その言葉だけでも貰っときます///」
ハンク「いえいえ笑、甘えたくなったらまた僕のとこに来てね♡」
らだお「ありがとうございます///」
らだお「では失礼します//」
ハンク(早く振り向いてくれればいいのに、)
俺はヘルメットをかぶりパトロールに戻る。
目がくらむほどの眩しかった太陽も今ではだいぶマシになってきていた。
風が吹く。
ハンさんのあぁいうところが好きだと自分で気づく。
ハンさんは俺にどういった気持ちが向いているのかは分からない、
だけど少しは俺と同じ気持ちだったらと思う。
end
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