クソ長いです、いま書いたあとにこれ書いてるんだけど最後は自分でも訳分からん、でもまぁ結構いい感じだから見てくれると助かります
司会「さぁ!、今年もやってきました!!ハンコ合戦!誰がペア同士になるのでしょうか、」
p(……..)
司会「それではよーい、スタート!!!」
俺はぺいんと、高校生2年生だ、
俺が通っている高校は他の高校と変わらないがある一点だけ異なっている行事がある
それは”ハンコ合戦”だ
俺が通っている高校の毎年恒例の行事で、まず2パターンに分かれる
1つ目は押す側、2つ目は押される側だ
押される側はほっぺに紙をつけ、押す側は自分の名前が彫ってある丸いハンコが配られる。
そして行事が始まると押す側は自分の目当ての子のほっぺにはんこを押してペアを作らないとならない、しかも男女問わずにだ。
それにこれは早い者勝ちなので人気な人達はすぐにペアが出来てしまう
去年は押される側になってずっと隠れていたけど誰にもハンコを押されずに逃げきれた。だが、今年はどうなるのか分からないのだ
ガラッ
誰かが教室に入ってきた。
女「あっ!、らだおくん!!」
女「えっ!本当?!」
……..あー、一応彼の紹介もしておこう
彼は青井らだお、まぁ見ての通りモテる側の人間だ、今も大半女子がらだおを囲んでいる
行事の押す側になる人は大体がスポーツ万能、クラスの中心的リーダー、ムードメーカー、そしてモテる人が押す側になる
今年もらだおは押す側になるだろう、でも去年は誰にもハンコを押していなかったので今年押すとは限らない、
そんなことを考えているとホームルームの時間になった
先生「はい、じゃあハンコ合戦のチーム分けをしていくぞ」
先生「まずは○○は押される側、そして○○は押す側………」
一人一人自分のチームが発表される
先生「ぺいんは押される側、らだおは押す側だ、それじゃあこれでチームの発表を終わる 」
p(あー、今年も押される側か……、次は何処に隠れよう)
r「よっしゃぁぁぁ」
男「またらだお押す側かよ〜w」
男「お前今年こそは誰かにハンコ押せよ?」
r「いや〜、実は去年押そうとしたんだけどその人が見つからなくて…..w」
p(…….あいつも押す人ぐらいは決めてるんだな)
横目で女子に囲まれて楽しそうにしているらだおを見た。
p(どうせ美人な人とかでしょ)
自分的には正直らだおのことより自分のことが心配だったので次はどこに隠れるかを考えた
r「……..」
今日はハンコ合戦の当日、もうスタートして俺は今音楽室にいる
p「….ここなら見つからないでしょ」
自分が今隠れている場所は音楽室の一番端の棚の中だ、棚の前には布が垂れており布をどかさない限り見つからない場所だ
p「ていうか、ここ暑すぎだろ!!」
布のせいで風は全然入ってこず、今にでも干からびそうなぐらい棚の中は暑くなっていた
p(早く終わってくれないかな)
ハンコ合戦は1時間あり今はもう20分も経っていた
p「….あと40分か、」
p(どうせ見つからないなら寝ていいよね)
p「….ふわぁぁぁ、ちょっと寝よ」
昨日はあまり眠れず、朝からずっとあくびが出ていた。
p「………」((コクリ、コクリ
そのままは俺は深い眠りについた。
?「ここにいるかな… 」
p「……!」
p(人の声だ、さ、さすがにここは見つからないよね…..)
ちらりと自分の腕時計を見ると残りはあとわずかだ
p(あと5分耐えればいける!)
確信を持った時に隣の棚がガラガラと音を立て手空いた。
?「あ〜、ここじゃないか…..あとどこだっけ」
p(……)
相手に俺の鼓動が聞こえるんじゃないかと思うほど心臓が動いていた
?「………、ここにはいないか」
p(…..去ってた?)
一息ついて安心していると俺が隠れている棚が開けられた。
ガラガラガラッ
?「あ!、見つけた〜!!」
ポンッ
俺のほっぺについていた紙にあいつ、青井らだおのハンコが押された
p「……は?」
r「やっと見つけたよ、去年は見つけれなかったけど」
司会《そこまで!、時間になったのでペア同士の人は運動場まで集まってください》((放送
r「あ、あぶね〜、ギリギリ見つけられて良かった〜」
p「え、え、え、え、….」
多分これから先絶対にないほどに俺は困惑していた
r「ほらいつまでもそんなに狭い棚の中に入ってないで出ておいで」
困惑している俺の裏腹にらだおは清々しいほどの笑顔を向けてきた
p「な、なんで俺なの?」
r「え?なんでって普通に可愛いから」
p「いや、俺より可愛い子沢山いるじゃん、それに俺男だし」
r「まぁまぁ、それは後で説明するからとりあえず出てきて」
p「わ、わかったよ」
よっこいせと、自分の体を棚からだし立ち上がろうとすると全身に痛みが走った
p「いッ、たぁぁぁ」
r「え?!だ、大丈夫?」
当たり前だ、1時間もの間あそこで身を縮めていたのだから
p「ちょ、ちょっと立てないかも、だから先に行ってて」
俺はらだおが行った後にほっぺについてある紙を捨てて新しい紙を貼ろうと考えた
でも、
ヒョイッ
p「!、ちょっ、何してんの?!」
r「ん?、お姫様だっこ」
p「いや、そういう事じゃなくてなんで俺の事だっこしてんの?」
r「だってペア同士は運動場に集まらなきゃ行けないでしょ?、それにぺいんがその紙捨てて新しい紙貼りそうな気がするし」
p「….い、いやぁ〜、そんなことはしないよ」
r「そうだよね、それにもうぺいんは俺のものだし」
r「ていうか、そろそろ時間やばいからこのまま運動場いくね、しっかり掴まってて」
p「はい?、このままって……..」
バタバタバタッ
p「んちょ、お、落ちる!」
r「だからしっかり掴まっててって言ったじゃん」
p「…..ッ」((手に力を込める
司会「はい!、全員集まりましたね?、それではペアを発表していきます!」
司会「ーーーーーのペア、ーーーーのペア……….」
司会「それでは発表しおえたので、次は……」((歓声があがる
司会「あ!、まだ1チーム残っておりました!」
r「はぁッ、はぁッ……」
p「大丈夫?、もう下ろしていいよ」
r「いや、大丈夫」
司会「え〜と、最後は青井らだおと伊藤ぺいんのペアです!」
司会「それでは今年のハンコ合戦を閉めようと思います」
司会「〜〜〜〜〜〜 」
《終わった後》
p「スッー、……はぁッ」((ため息をつく
r「なんでため息ついてるの?」
p「逆に質問なんだけどさ、なんで俺なの?」
r「え?、あ〜、実はね初めて見た時一目惚れしちゃったんだよね〜、」
r「まぁ、そんなわけで俺と付き合ってください」((手を差し出す
p「….よ」((ボソ
r「え?なんて?」
p「だから!、いいよって!」
r「え!、ほんと?!」
p「うん、そ、それと恥ずかしいからもうこの話終わり!、アイス食べたい!」
r「ん〜、じゃあ買って帰るか〜」
p「らだおの奢りね?」
r「なんでだよ」
p「wwww」
r「ぺんちゃ〜ん?」
p「ん?、あ!、らっだぁ!」
r「なにしてるの?」
p「あ、いや高校の卒アル見ててそういえばこんなのあったなぁって」
r「どれ?」
p「これ」((pがrにお姫様だっこされてる時の写真
r「あ〜、俺たちが付き合うきっかけになったやつか」
p「ね!、懐かしい」
r「ぺんちゃん隠れるの上手かったよね」
p「たしか音楽室に隠れてたよな〜」
r「そうそうw」
昔の話で盛り上がりましたとさ、おしまい
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