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人には誰しも隠し事の一つや二つぐらいあるのです
今回は優弥の隠し事を中心に書きます!
それでは
スタート
全て話し終わった
話してみるとスッキリできた
「誰かに知ってもらえるってだけで
こんなにも心が軽くなるなんて思わなかった。」
心が軽くなったのは本当
でも本当はまだ怖い
すると彼は微笑んでこういった
「怖かったよね。辛かったよね。誰にも吐き出せなくて苦しかったよね。」
優しく微笑まれ頭に手がおかれた
「ほんとは怖い。怖くて怖くてたまらない。毎日が真っ暗で何を見ても心は動かなかった。」
ただただ頭を撫でて頷いてくれた
「でもね、一番怖いのは優弥と一緒にいれなくなること。欠陥品はめんどくさがられてみんな離れていく。」
すると抱きしめられた
「離れたりなんか、しないよ。今もこれからもずーっと一緒。」
するとゆーやは暗い表情になった
「…欠陥品、か。じゃあ俺も欠陥品だ。」
わけがわからなくて首をふることしかできなかった
「愛依は話してくれたのに俺だけ話さないとかずるいよな。俺の話も聞いてくれない?」
「無理しなくていいよ。」
「無理なんかしてないよ?俺が言いたいだけ。」
バクバクという音が自分からなっていると気づいたら今の状況が恥ずかしくなってきた
すると彼は私から離れた
名残惜しさを感じつつも彼をしっかり見た
大好きな彼女に触れられて嬉しかったが
膝を見せようとズボンの裾を上げた
醜い傷をあらわにさせた
この傷は俺を縛り付ける
呪い
のようなものだ
彼女は心配そうな顔をして俺の膝を見ていた
「これは手術のあと。」
「えっ…。もしかして…。」
「そう。前十字靭帯断裂。もう激しい運動はできないんだ。」
いや違うな
「さっきの無し。できるけど、俺がビビりだからやれないだけ。また膝が壊れて今度こそバレーできなくなったらって思うと怖かったんだ。」
俺がさっきしていたように愛依も頭を撫でてくれた
それが
暖かくて
愛おしくて
目尻に涙が溜まった
「小さい時に男子バレーを見てから凄く憧れて、俺もやってみたいなって思った。
それからバレーにハマって何時間も練習してた。どんなゲームより、勉強より楽しくて
いつの間にか俺にとって
バレーボールは大切なものに変わった。
でも
3年の最後の総体でブロックをとんだとき
アタッカーがセンターラインを超えてきて
俺は着地の時その人の足を踏んでしまった。
足を捻ったと思ったら膝からプチッて何かが切れる音がして激痛が走った。」
「またそうなってバレーできなくなるなんて怖いよね。何かを失うって…辛くて怖くてたまらないよね。」
知らない自分を知ってもらえて
…大好きな人に認められて嬉しかった
すると彼女は抱きついてきてこういった
「さっきも言ったけど、私はどんなものよりゆーやを失うほうが怖いの。だからね…」
次の言葉が想像できた
「大丈夫。ずっと、ずーっとそばにいる。」
すると優しく微笑んでガラス玉のようなきれいな瞳から一筋の涙を流しこういった
「ゆーや、大好きだよ。」
抱きしめずにはいられなかった
「不意打ちは…ずるい。」
「声に出てた!?やばい、恥ずかしすぎる。」
顔を真っ赤に染めた愛依はきれいで可愛くて我慢できなくなって
耳元でささやいた
「愛してるよ。」
彼の声が初めてよく聞こえてきて恥ずかしすぎて彼を優しく何度も叩いた
「っっ〜〜ずるい。」
するといたずらに笑って
「仕返し。」
と言ってきた
言動が全てかっこよくて悔しくなって
彼の頬にキスをした
ゆーやは驚いた顔をしていたが
同時に頬を赤らめた
私の中のこんしんの仕返しをしてやろうと思い
自分の思いを伝えた
「優弥、大好きだよ。愛してる。」
なんだよこの意味わかんない話
やっぱ難しいですね
これはあまあま?なのか?
怪しいですけど…
この話は以上で終わります
ありがとうございました!