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『もう一度』第一章、天羽組完全復活大作戦最終話です……

最後はやはり小林の兄貴に締めてもらいましょう!

今回長いですが…読んでくれるとありがたいです。

せっかくなので、なんていうか、いいねを、沢山押してくれると、すんごく、嬉しいよ…

それではどぞ!




俺の名前は小峠華太。

武闘派の女極道だ。

速水「あれ?小峠の兄貴、野田の兄貴はどうしたんですか?」

小峠「ああ、それなら……」

工藤「俺と冨樫が仮眠室に放り込んだぞ」

冨樫「暴れて大変だったけどな!」

飯豊「工藤の兄貴に冨樫の兄貴!」


野田の兄貴は俺が居なくなったことによる重労働プラス情報収集に励んでいたため、重度の寝不足だったのだ。

どうしても俺の膝で寝る!と言って聞かなかったため、仕方なく工藤の兄貴を呼んで、冨樫の兄貴に運んでもらったわけだ。


工藤「野田が珍しく駄々捏ねてたからなぁ。仕方なく気絶させて運んだ」

水野「俺だって兄貴の膝で昼寝したい……」

香月「はん、諦めろ水野。俺が先だ」

南雲「残念だったな香月。残念ながら俺だ」

北岡「俺もやってもらいたいです!」

永瀬「戸籍上のお兄ちゃんを差し置いて、おまえらいい度胸だなぁ……?」

宇佐美「速水の兄貴はしてもらってたのに…!」(爆)

速水「ちょ、バカ!」

和中「…よし、速水来い。今日1日鍛錬に付き合ってやる」

須永「俺も付き合ってやるよ速水ぃ……」

速水「ぎゃあああああ!!!」


小峠「はぁ………」

工藤「また随分明るくなったな、皆」

小峠「え?」

工藤「お前が死んでから、こんなに騒がしくなることなんてなかったんだよ。毎日毎日通夜状態だったからな」

小峠「そう、なんですか……」

工藤「皆お前が戻ってきてくれて心の底から喜んでんだよ。口には出さねえけどな」


俺のおかげでここまで天羽組を戻せたって考えると、少しむず痒くなってしまう。


でもあと1人。

俺の大切な人がまだ1人で戦ってるんだ。

直ぐに迎えに行ってあげなければ。


そう俺が決意を固めた時、スマホに電話がかかってきた。スマホに表示されている名前は伍代。

あいつから掛けてくるなんて珍しい。


そして俺が電話に出ると、俺の言葉を無視しながら焦った様子で一気に話題をまくし立てた。


小峠「もしもし伍代?どうし……」

伍代『旦那!!奴らのヤサが割れた!』

小峠「なんだと!?」

伍代『場所は久遠町南にある旧工場跡だ。それで、あともう1つ。小林の旦那がもう向かってるみたいなんだよ』

小峠「なっ!それ何分前だ!?」

伍代『5分前。今から行けば間に合うよ』

小峠「分かった、すぐに向かう!」


ピッ


茂木「どないしたんでっか?」

小峠「東北の半グレ共のヤサが割れました!久遠町の南、旧工場跡です!」

俺がそう一瞬間、その場にいる全員の殺気が溢れ出した。

野田「おっしゃあ………全員今すぐ準備しやがれ……天羽組全員でカチコミじゃい…」

和中「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏……奴らは全員皆殺し、ですね」

須永「全員頸動脈噛みちぎってやらぁ…」

そして各々が武器を装備し出す。

小峠「小林の兄貴がもう向かっているとの情報が入ったので、俺先に行ってきます!」

青山「ちゃんかぶ1人で大丈夫か?」

小峠「平気です!」

矢部「俺も華太と一緒に行く」

というわけで、矢部の兄貴が同行してくれることになった。


そして俺と矢部の兄貴は、一足先に久遠町へ向かった。






小峠「ここか…」

矢部「ん………どうやらもうおっぱじめてるようだなぁ…」


中から聞こえるのは、銃声と響き渡る金属音。

窓から中を除くと、小林の兄貴が暴れまくっていた。


小峠「小林の兄貴………なんかいつもと違うって言うか…」

矢部「暴走状態だからな。仕方ねぇ」


だが小林の兄貴1人に対して、相手の人数は60人弱。これではいくら小林の兄貴と言えども厳しい状態だ。

俺たちがそうこうしている間にも、小林の兄貴は血を流している。

小林「オラァァァァァァァッ!」

だがさすが小林の兄貴だ。

60人近く居た半グレ共は半分以下に減っている。そして残りの末端共はビビりあがった。

それを見計らったのか、奥の方から半グレのボスがでてきた。


ボス「流石だな小林幸真。この人数を殺るとは…」

小林「うるせぇよ。てめぇがトップか」


小林の兄貴は光のない目でボスを睨め付ける。

小林「…なんで華太を殺した?」

その質問に対し、ボスは飄々と答える。

ボス「そんなもんあいつが俺たちを陥れたからに決まってんだろ?………って言いたいところなんだが、違うんだなぁ…」

そいつは少し言葉を溜める。

ボス「あいつみてぇな綺麗なもんはぶっ壊したくなるだろ!!!」

その瞬間に発せられた言葉に俺たちは凍りついた。

ボス「たまたま空龍街に来た時、あいつを見かけたんだが……ビビッと来たんだよ!!!それで思ったんだ!あいつが守ってる街諸共あいつ自身も消したら、全部全部ぶっ壊れるだろ!!綺麗なもんは、派手にぶっ壊すのが1番だ!!」


こいつ……イカれてやがる…!


俺は一瞬にして鳥肌が立ったが、隣にいる矢部の兄貴が本気モードに入ってしまった。

矢部「あの野郎……………殺してやる……」

不味い!キレすぎて周りが見えてない!

俺は必死に矢部の兄貴を止める。

小峠「ダメですって矢部の兄貴!一旦落ち着いてください!!」(小声)

俺たちがバレないように静かに葛藤している間、小林の兄貴は黙っていた。



小林「そんなことで……………華太は死んだのか」


小林の兄貴がそう呟く。


小林「てめぇのその糞みてぇな性癖のせいで……あいつは………」


小林「…返せよ……あいつを……華太を…返せ…!…」


その瞬間、小林の兄貴が雄叫びをあげる。



「てめぇらがッ!!空龍街に爆弾を寄越したせいで……………ッ俺の大事な弟が死んでんだよ!!!!今すぐ……華太を………返せよォォッッ!!!」



小峠「…ッ!!」

ボス「な、なんだよ…」


感情の赴くままそう慟哭する兄貴からは、大量の涙がこぼれ出ていた。あんな表情、見たことがない。

そして兄貴は驚異的なスピードでボスの懐に入る。


小林「さっさと死ねよ……………死んでも殺すけどなぁっ!」

そして強烈なグリンをぶちかます。


だがその瞬間、俺はあることに気がつく。

小峠「(あいつ……!小林の兄貴に銃口を向けてやがる…!この騒ぎを利用して撃ち殺す気か!)」

末端の半グレのひとりが、落ちていたチャカの銃口を兄貴に向けていたのだ。

小林の兄貴はそれに気がついていない。

小峠「クソッタレがァっ!!!」

矢部「なっ!華太!」


そして俺は窓から中へ飛び込む。


小峠「俺の兄貴に何してくれてんだクソガキがぁ!!」

俺は万が一の時のために携帯していたドスを、奴の首筋に突き立てる。俺の顔と服は返り血で真っ赤に染まった。

モブ「ぐぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

こいつは持っていたチャカを落とし、痙攣して死んだ。


小林「!?」


そして、他の周りの奴らは、矢部の兄貴と…


バァンッ!


野田「天羽組じゃああ!全員死に晒さんかぃ!」

須永「聖人君子です本物です……皆さんに地獄への片道切符をプレゼントdeath!」

和中「貴様らにくれてやる念仏などない……さっさと地獄へ落ちろ…」

永瀬「目玉にガスバーナー!これが本物の目玉焼きってなぁ!!」

工藤「兄ちゃんら………全員腹ァかっ捌いてやる。覚悟しろ」

冨樫「全員餅にしてやらあぁっ!」

南雲「クソブス駄目男共……全員の豚足カットだ」

青山「おまえら全員息しとけ…すぐに出来なくなる」

香月「ミジンコ以下の糞共へのプレゼントは、鉛玉で十分だよなぁ!!」


なんと兄貴たちが全員集合したのだ。

末端共は、兄貴たちに次々と殺されていった。


俺はダッシュで小林の兄貴の元に駆け寄り、呆然としている兄貴の手を引いて工場跡を出る。


小峠「兄貴こっち来てください!手当しますよ!」

俺はもうバレるとかバレてないとか感動の再会とか、どうでも良くなっていた。

ただ、怪我をしている小林の兄貴を放っておけなかった。


そして俺たちが外に出た瞬間、小林の兄貴は正面から俺に抱きついた。

小峠「兄貴…?」


小林「………っ…ごめん…………守って、っやれなくて……ごめんっ………」


ひたすらに俺への謝罪を口にしながら、小林の兄貴は泣いた。


小峠「兄貴……申し訳ありませんでした。勝手に消えてしまい……」


俺がそう言っている間にも小林の兄貴は子供のように泣きじゃくる。

悪魔と赤子のハーフだと思ってはいたが、これじゃただの泣き虫な子供だ。

そして兄貴は俺から離れる。

小林「…俺がっ……あん時、電話に……出なかったら……っ…俺の、せい…っ…、で」

小峠「それは違います。小林の兄貴は何も悪くありませんよ。悪いのは身勝手な動機で犯行を企てた半グレ共なんですから」

小林「でもっ………」



「兄貴」



俺は優しく兄貴を抱きしめる。


小林「かぶ、と」


小峠「…ほら、温かいでしょ?体は、こんなちっちゃくなっちゃいましたけど、ちゃんとまた会えたんですから。…また、ここに戻ってこれたんですから。今ここで再会できただけで十分なんですよ。また、兄貴に生きて会えただけで、俺は嬉しいんです。」


小林「…………」


小峠「しけた顔と泣いてる顔も、兄貴には似合いません。…だから笑ってください、小林の兄貴」


小林「ん………」


小峠「ほら、貴方には大事な居場所がありますよね?………“一緒に”帰りましょう、天羽組へ」




小林「……っ、…あぁ……!」



ほら、貴方はやっぱり笑顔が似合う。

俺の腕の中で、小林の兄貴は笑顔を咲かせた。





ありがとうございましたぁぁぁ!!!

これにて『もう一度』第一章、天羽組完全復活大作戦編は完結となります!

㊗️1万いいね達成!!

いやぁ、大変だった😭

データ消えるわ構成思い浮かばないわで…

文章が多すぎて読みにくかったと思いますが、ご愛読いただきありがとうございました!



これで終わりだと思いました?

んなわけないじゃないですか。


次回からの予定

『もう一度』第二章連載スタート!


お楽しみに!

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