「菊ーー!こっち来るある!」
 「っ!耀さん」
 「はい!分かりました!」
 そう答える、菊ちゃんの顔には、笑顔があった。さっきまで、あんな顔してたのが嘘だったかのように。
菊ちゃんも、人の事言えないじゃないか…
あんなに、菊ちゃん顔に出てるのに俺は、菊ちゃんの恋心に気づかなかったのか….
俺も案外、鈍感なのかも知れない….
 「すみません💦フランシスさん行って来ます!」
 「行ってらっしゃい!」
 「はぁ」
 思わずため息が、でる。
 「後悔か…」
 菊ちゃんが、言った言葉が頭から離れない…
「おい!フランシス!」
ビクッ
「うわ!びっくりした、アーサーか」
「驚かしてすまない…」
「どうした?お兄さんに、なんか用?」
俺、今普通で居られてるかな?
「いや、今日皆で飲みに行くからお前も来ないか?」
「あぁーーー….」
今日は、どうしても飲みに行く気分にならなかった。
「今日は、やm…」
「絶対来いよ!」
「あ、」
行ってしまった….。呼び止める元気も無いので、行くしかない。
コメント
2件
酔って本音全部吐き出しちゃえ!そして.....ご想像にお任せします…