コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
課題終わらん!!!
チョです。こんがらがってきてますね!展開!
さあさあ、今回はペイント視点と事のてんまつを書きます。
私、こう見えて毎日投稿出来るんですよ!ホメテ
••┈┈┈┈••嘘••┈┈┈┈••
仕組まれた結末
••┈┈┈┈••真••┈┈┈┈••
クロノア「……あの」
桃瀬「どうかした?」
クロノアは天乃の言葉を思い出していた。
猿の偶像は、『祟り神の眷属』であると言うことを。
実際、そのようにしか見えないし、本の内容は自分達の思うものとかけ離れていた。
クロノア「猿の偶像は、祟り神の眷属なんですか」
率直な質問だった。天乃と本では内容が違う。
なら、どっちが正解かという安直な質問。
桃瀬「……いいえ、違うわ。」
クロノア「なんでそう言えるんですか?」
桃瀬「まあまあ、聞いてくださいな」
桃瀬が座るよう促し、椅子に座って向き合う。
差し掛かる窓の光は紅く、不思議な気分になる。
桃瀬「猿の偶像。元々は人々に崇拝され、特に猿山家が保護してきた。だから、猿の偶像も、その気持ちを応えようと恩恵を預けていた」
桃瀬「だけど、猿山は恩恵に溺れ、それが当たり前になっていき、次第に呆れ、猿山家を見捨てた。その中で1番初めに生まれた、恩恵の無い子供。それが、猿山 羅酡男だった。」
……日記を見た限り、相当限界そうだったがそういう理由があったからか…
彼らにとっての当たり前が、出来ないから。
桃瀬「その後、可哀想になって、少し、羅酡男にも慈悲をしてくれたけどね」
ーーー
桃瀬「……えーと、話を戻して。猿の偶像は、市民へと、加護を与える対象を増やしていった。」
桃瀬「でも、新しい環境で、大きなミスをした。それが、少年たちは後に呪鬼といった。祟り神の精神世界につながったの。」
神は噂の影響力ってとっても強い。だから、悪い噂が広まり、悪い神の誕生って言うこと。といった。
正直、信じられないが、その目で本気なんだと分かった。
クロノア「皆に伝えないと」
ペイント「はぁハァはぁハァッはー」
一目散に逃げてやってきたのは
ペイント「音楽室?」
大きなグランドピアノが置いてある音楽室だった。
天乃「ピアノ……ひいてみようかな」
ペイントはその言葉に驚き、ピアノをひいてくれと頼む。
天乃「猿山が来ないように……」
天乃は鍵を閉める
天乃が椅子に座り、ピアノを弾く。
♬.*゚〈僕らまた〉
♬.*゚〈それぞれの道をさ〉
♬.*゚〈歩み始めたのさ〉
♬.*゚〈その先にある〉
♬.*゚〈交差点でまた会えたら〉
•*¨*•.¸¸♬︎*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪⋆*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪
提供〈僕らまた〉
……凄い。自分が自分じゃないみたい
天乃「良し、訛ってないな」
カツカツカツ
足音が聞こえてくる
羅酡男「……」
猿山は、なにもせず音楽室のドアに寄りかかる。
天乃「よし、もうちょっとだけひこうかな」
♬.*゚〈夕焼けが綺麗で〉
♬.*゚〈犬は可愛くて〉
♬.*゚〈野暮なニュースに〉
♬.*゚〈一緒にむかついて〉
♬.*゚〈はしゃぎまわる〉
♬.*゚〈少し悲しい2人がいた〉
⋆*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪⋆*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪
提供〈君も悪い人で良かった〉
羅酡男「……ッ」
羅酡男は静かに泣いていたのは天乃に知る由もない
羅酡男は静かにその場を後にした