王都ゾディアック……その中心部にあるセントラル通り、そこに王都の中でも5本の指に入るホテルがあった。
名を『カウベル』。入り口にある牛の紋様が描かれた看板と、大きな噴水が目印の最高級ホテル。何故か今、そのホテルのパーティー会場に平真とセイはいた。
「真明田探偵事務所の……め……」
「平真! です!」
「……は、はい? 失礼しました。平真さんとセイさんですね」
時刻は午後12時。スーツ姿の受付が、手渡された招待状と目の前にいる2人を確認する。1人はタキシードを着た大柄で黒髪パーマの男。もう1人は小柄な長いオレンジ髪の、可愛いドレスを着た少女。
「えっと……」
受付の男が怪訝そうな顔をする。
「貴方たち本当にこのパーティーに招待されてますよね?*********************
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