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設定¦会社パロ
💙···▸先輩 ❤️···▸後輩
(なべだて)
※ ご本人様には一切関係ございません。
⚠︎︎人によっては少しだけセンシティブな内容を入れてあるので、ご了承ください。(冒頭)
苦手な方はスクロール ❌
お好きな方は是非ご覧ください。
↓ ↓ ↓
[6話]
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渡辺side
ピピピッ、ピピピッ。
甲高い電子音が耳元で鳴る。
渡辺は携帯を掴み、その音を止めた。
💙 「……うるさ…」
目を擦りながら、ゆっくり起き上がる。
そこで気づいた───
隣に居るはずの存在がいないことに。
💙 「あれ…宮舘……?」
部屋を見渡すが、宮舘の姿はない。
その時に、
微かな水音が聞こえた。
💙 「…?」
ベッドから降りて、音のする方へ。
💙 「宮舘?」
返事はない。
少し迷った後、脱衣所の扉に手をかける。
───ガチャッ。
❤️ 「え」
💙 「……っ!?!?」
目の前の光景に言葉が出ない。
そこには、濡れた身体を拭く宮舘の姿。
驚いた顔で固まってる。
しかも裸───
すぐにタオルで身体を隠す宮舘。
💙 「ご、ごめんごめんごめん!!」
勢い良くドアを閉める。
心臓が破裂しそうなほど音を立てる。
顔も真っ赤。
💙 (何やってんだよ俺…!!)
開けた事を後悔する。
その時、扉の向こうから宮舘の声が。
❤️ 「渡辺さん」
💙 「……はい」
❤️ 「ノックはした方が良いかと」
正論。
💙 「すみません……」
────────────
────────
次の現場へ向かうタクシーの車内。
いつもなら資料を確認してるはずの
宮舘は、ボーっと窓の外を見てる。
💙 (やばい……絶対怒ってる…)
💙 (いやでも、あれは俺が悪いよな…)
頭の中は朝のハプニングの事ばかり。
❤️ 「───渡辺さん」
💙 「…!! は、はい」
❤️ 「……やっぱり、なんでもありません」
💙 (終わった…)
それから二人は一言も喋らなかった。
────────────
────────
次の現場で仕事してる時も、
二人の距離感はどこか壁があった。
だが、そう見えるのは、渡辺が───
❤️ 「渡辺さん。この資料なんですけど」
💙 「っあ、えっと……ごめん」
💙 「ちょっと今忙しいから、!」
宮舘を気遣って避けてしまっていたから。
💙 (絶対怒ってる……)
💙 (今はそっとしといた方がいいよな…)
渡辺は朝の出来事のせいで、
宮舘の機嫌を損ねてしまったと思っていた。
これは渡辺の中では単なる優しさだった。
❤️ 「渡辺さん、この後の打ち合わせで…」
💙 「……!!」
💙 「ごめんっ、この書類コピーしてくる!」
❤️ 「…」
渡辺は会議室から出て行く。
宮舘の表情の変化に気付かずに───
────────────
────────
午後。
渡辺と宮舘は他の社員に言われて、
資料室の整理を任されていた。
❤️ 「中々散らかってますね」
💙 「……、そうだな…」
❤️ 「まずは下の方から片付けましょう」
💙 「分かった……」
二人は床に散らばった資料を片付けていく。
その時も会話は全く無かった。
気まづいが、渡辺には話しかける勇気なんて無かった。
💙 (あっ、あそこにも資料が……)
隅に落ちてた資料に手を伸ばす。
すると、隣からも手が伸びてきて。
───ピタっ。
二人の指先が触れる。
💙 「……っ!!」
❤️ 「あ、すみません」
宮舘は何事もないように言う。
でも渡辺は、
その返事を無視してしまう──
💙 「……俺、上の方片付けるからっ」
逃げるように立ち上がる。
❤️ 「…」
💙 (やばい……そろそろキレられる……)
近くにあった脚立を広げる。
高い棚の上を目掛けて、ゆっくりと登っていく。
その様子を宮舘は真顔で眺めていた。
💙 (完全に呆れられたよな……)
ぐるぐると頭を回る罪悪感。
足元を見ずに、今日の出来事ばかり思い返していた。
その時。
💙 「……あっ、!」
❤️ 「…!!」
一段、足を踏み外してしまった。
ぐらり。
世界が傾いた。
💙 (まずい……っ)
そう思った時には、もう遅かった。
───ドサッ!
気づけば二人の身体が、
向かい合わせで床に倒れ込んだ。
渡辺の下には、呆然とした宮舘が。
💙 (……終わった…)
顔が近い。
身体も密着して、心音が聞こえそうだった。
絶望する渡辺。
❤️ 「あの───」
💙 「……ごめんっ!今 退けるから…」
すぐに宮舘の身体から降りようとする。
その瞬間───
グイッ。
宮舘にネクタイを引っ張られる。
距離がさらに縮まる。
❤️ 「やっぱり今日の渡辺さん、変ですね」
💙 「えっ……?」
❤️ 「俺の事、ずっと避けてますよね?」
そう言われて、渡辺は固まる。
思い返せば、確かに宮舘を避けてる自分の姿が脳に浮かぶ。
❤️ 「いつもと違う渡辺さんは、嫌です」
💙 「…っ」
思わず息を止める。
❤️ 「俺は……」
❤️ 「──いつもの渡辺さんが好きです」
その言葉が重く胸に響いた。
¨ 好き ¨ 。
自分が求めてる意味はきっと持っていない。
それでも、渡辺には十分すぎる言葉だった。
❤️ 「早く、元の渡辺さんに戻ってください」
優しくネクタイが離される。
💙 「……っ!」
その瞬間。
嬉しい、と。
それ以上の感情が込み上げてくる。
💙 (……反則だろ、それ…)
その感情の形は───
もう完璧に出来上がっていた。
つづく。
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コメント
5件
舘様から耐えられず、仕掛けてきましたね🥰🥰❤️❤️❤️💙💙💙
え〜めっちゃエモいし、胸きゅんしかないんだけど!!💕💕💕 朝の裸見ちゃった事件から始まって、渡辺さんがずっと気まずくて避けちゃうの、わかるわかる…って共感しちゃった(笑) でもラストの資料室での落下→宮舘くんにネクタイ引かれて「いつもの渡辺さんが好きです」って言われるシーン、反則級にときめいたよ😭💖 あの距離感と「好き」の重み、めちゃくちゃ刺さった〜! 次話も楽しみにしてるね、hotaru🌙さん!!🌸