第3話スタート!
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ま「あれ、ここどこだ?」
ランスの忠告も虚しく、マッシュは迷子になっていた。
ま「…ここな気がする」
そこには大きな扉が。
ま「押戸かな、引戸かな?まあいっか」
ドゴォン
マッシュは扉を壊して部屋に入った。
ま「あれ、違った。あ、扉壊しちゃってごめんなさい」
?「おや、君は金のコインを持っているという1年生かい?」
ま「え、そうだけど」
?「僕はレアン寮の監督生、七魔牙の第一魔牙のアベル・ウォーカーだ(以下:あ)」
あ「君のコインを渡してくれないかい?」
ま「嫌です」
あ「そうか…」
あ「なら奪わせてもらう」
人形がマッシュに向かって襲いかかる。
ま「イリュージョン・ナイフ」
人形に垂れていた糸が切られ、人形化が解ける。
あ「君の固有魔法はなんだ?」
ま「幻影魔法だよ、実体を持つね」
あ「実体を持ったらもうそれは幻影では無いだろう 」
ま「それもそうだね」
あ「では次はこれだ」
あ「マリオネス」
ま「…イリュージョン・マリオネス」
あ「なぜ僕の魔法を?」
ま「これは幻影魔法の中の一つ、模倣魔法だよ」
あ「そうか…ならあれを使わねばな」
あ「マリオネス・セコンズ ハームパペット」
ま「イリュージョン・サンダー」
幻影によって生み出された雷がアベルの生み出した巨大な人形ごと攻撃をして、セコンズを破壊した。
あ「僕の魔法の全てが…」
ま「もう行かなきゃ」
あ「そうか、コインは貰っていってくれ」
ま「わかった、じゃあね」
やっとこさ教室に到着したマッシュ。
ま「ただいま」
ふ「遅かったね、今までどこ行ってたの!?」
ま「なんかレアン寮に迷い込んじゃって、アベルって人と戦ってコイン貰ってきた」
ら「あのアベルに勝っただと!?」
ま「うん、余裕でね」
ど「さすがマッシュだな」
ま「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」
ら「やんごとなし」
ら チ───(´-ω-`)───ン
ど「それはずるいぜ…」
ど チ───(´-ω-`)───ン
ま「あれ、2人とも?」
ふ「どうする?」
ま「仕方ない」
ま「イリュージョン」
幻影によって起こされる2人。
ら「ああ、すまない」
ど「ありがとな」
ま「らしくな」
ど「ぶっ飛ばすぞ!」
ふ「珍しい、ドット君とマッシュ君が言い争ってる」
れ「マッシュ君!心配してたんですよ」
ま「ごめんね、迷っちゃって」
れ「なんですかこの金のコインの数は!?まさかレアンに勝ったのですか!?」
ま「うん、そうだよ」
れ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
れ「強すぎですマッシュ君!」
ま「そうかな?」
ら「もうすぐ神覚者選抜試験だな」
ふ「そうだね」
ま「そうなんだ」
ら「ああ」
ま「じゃあ僕達5人で出ればいっか」
れ「私は大丈夫です!」
ま「そっか、じゃあ4人で出よう」
ら「そうだな」
ど「おう」
ふ「僕も出るのか…」
ま「フィン君も強いでしょ?」
ふ「いや、弱いよ」
ま「仲間のために体を張れるフィン君が弱いわけないじゃん」
ふ「!ありがとう、弱気になっちゃダメだよね、僕頑張る!」
ま「一緒に頑張ろうね」
ふ「うん!」
ふ「緊張してきた」
ま「そうだね」
ら「1次試験はなんだ?」
司会「1次試験は死霊の狩場です!扉から出るための鍵を手に入れたら試験突破です!」
ど「簡単そうだな」
ら「ああ」
ま「そうだね」
ふ「え?僕どうやって風船わろう…」
ま「一緒に行こうか」
ふ「そうだね」
司会「それでは試験スタート!」
ま「わ、ばらけちゃうんだ、フィン君の場所探さないと」
ま「イリュージョン・サーチ」
ミラージュ・サーチは、地形や人の居場所などを地図上に示す魔法である。
ま「お、ここだね。意外と近い。」
ま「(転移魔法)」
ま「フィン君」
ふ「マッシュ君!今風船は見つけたんだけど割る方法がなくて困ってたんだ!」
ま「OK、任せて 」
ま「イリュージョン・アロー」
ミラージュ・アローは無数の矢を作り出す魔法です。
パーン!(風船が割れる)
ま「よし、割れたね」
ふ「ありがとう!あと1個だね、僕も探すよ」
ま「ありがとう」
ふ「あったよ!」
ま「早いね」
ま「イリュージョン・アロー」
パーン!(風船はが割れる)
ま「よし、出よっか」
ふ「そうだね」
司会「最初に出てきたのは…マッシュ・バーンデッドとフィン・エイムズだ!」
れ(観客席にて)「さすがです!」
司会「続いてランス・クラウン!」
ま「お、ランス君」
ら「早いな、マッシュ、フィン」
ふ「僕は風船を見つけただけだけどね」
司会「ドット・バレット!」
ど「おうお前ら!」
ま「早いね」
ど「俺様の魔法と風船の相性が良くてな」
ら「確かに爆発と風船は相性がいいな」
ふ「いいなー、僕も実戦で使える固有魔法がいい」
ま「使い方を工夫すればどんな時でも使えるよ」
ふ「そうだね」
ま「僕の魔法だって実戦にはあまり向かないからね、元々」
ふ「あんなにすごいのに!?」
ま「元々はただの幻影を作り出す魔法、それを自分なりに戦闘用に改良して使ってるんだ」
ふ「そんなことしてたの!?そっか、だから幻影が実体を持ってたり模倣が使えたりするんだね」
ま「そうそう、そういうこと。研究をすれば改良したりとか威力を高めることとかもできるから割と面白いよ。僕も手伝うから今度やってみよ?」
ふ「そうだね!」
司会「続いての試験は、チーム戦です!皆さんの手元にあるそれぞれの水晶を割らないように守りきってください!全て割れてしまったチームは脱落です! 」
ま「これ滑るな」
パリーン
ど「あ」
ま「あ」
ふ「え?」
ふ「なんでドット君早速水晶割ってるの!」
ど「なんかこれツルツルしてて」
ま「そうだよね、ツルツルしてる」
司会「それでは、スタート!」
ま「チーム戦なのにバラバラなんだね」
ど「やばいな、マッシュとフィンを探さなきゃ」
ふ「チーム戦なのになんでバラバラなんだよ!クソ!」
ま「イリュージョン・サーチ」
ま「フィン君の居場所は…ここだね。誰だろうこれ、カルパッチョ・ローヤン?誰だろう、アドラじゃないか。まぁいいや、行こう」
ま「(転移魔法)」
ふ「これは渡せないんだよ!」
カルパッチョ(以下:か)「じゃあ仕方ないね」
グサッ
ふ「グハッ」
ま「大丈夫、フィン君?」
ま「(回復魔法)」
ふ「マッシュ君…」
か「君も水晶を持ってるよね?渡してくれない?」
ま「嫌だ」
か「そっか」
ふ「マッシュ君気をつけて!」
グサッ
ま「?」
か「わかっていないみたいだね、君と僕との魔力の差が。それに、この杖がある限り僕に攻撃はできないよ」
ま「そう」
ま「イリュージョン・エクスプロム」
女神像を攻撃するマッシュ。
か「その程度の魔法じゃこの像は壊せないよ」
ま「イリュージョン・セコンズ コピーフィールド」
イリュージョン・セコンズとは、空間内で相手の魔法をコピーし、攻撃魔法をフルオートで相殺し、自身の魔法の効果が2倍になる魔法です。
か「こんなので僕に勝てると思ってるの?」
グサッ
しかし、カルパッチョの攻撃はマッシュではなく女神像に。
か「なんで!?」
ま「僕のセコンズは魔法のコピーとフルオート迎撃、自身の魔法の効果増大だよ。つまり、ここにいる限り君の攻撃は僕ではなくその女神像に返るって訳。」
か「…」
ま「じゃあ、終わりにしようか。」
ま「イリュージョン・アロー」
無数の矢がカルパッチョに向かう。
か「グハッ」
パリーン!
司会「脱落チームが出たのでここで終了です!」
次回♡50で描きます!じゃねば!
コメント
1件
いやぁァァァァ!ケダモノーーーーー!なんでそんなに作るのうまいんすか!!!!!!!!!!!!