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前回のあらすじ

gr「tnの様子がおかしい」

tn「…(バリ不機嫌状態)」

ht「そろそろ帰ろう」

tn「俺はまだ帰らん、ここに残る」
























─〇〇side─


なにやらトントンさんの様子がおかしい…

なんかめちゃくちゃ不機嫌状態だし…!!


しかもトントンさんだけここに残るって…


〇〇「あの〜tn王子、帰らないんすか?」

ri「何か用事でも?」


執事のロイ君も私の言葉に続いてトントンさんに質問する。


執事のファミール、ロイ君、もトントンさんの行動に戸惑っている様子だ。


tn「…2人きりにさせてくれんか?」


するとずっと黙り込んでいたトントンさんが口を開く。


Fm「お嬢様にどんなご用事が?」


ファミールは眉を上げて聞き返した。


するとトントンさんはファミールとロイ君を順に黙ったまま睨む。


ずんと恐ろしいオーラが私達を覆(おお)った。


ファミールとロイ君はトントンさんの圧に負けてしまい、何も口に出せず立ち固まっている。


私はこんなトントンさんを知らない。


執事達の表情も見る限り、私と同じだろうか。


Fm「…tn…王子…?」


ファミールは震えながら重そうな口を動かす。


tn「…俺の言葉…聞こえんかったんか?」


またトントンさんは光のない瞳をファミール達に向けた。


するとロイ君がトントンさんを睨み返し、口を開く。


ri「〇〇嬢に何をするつもりでしょう?」


その声は、普段よりも力が入っており、「これ以上近付くな」と威嚇しているような声だった。


でも手の指先はプルプルと震えている。


一生懸命私を守って強がっていても怖いのは怖いのだろう。


tn「……」


トントンさんは黙り込んでロイ君とファミールを睨んでいた。


ri「もう…今日はお帰り…下さい…っ」


ロイ君は震えながらも声を振り絞ってトントンさんに言う。


tn「…まぁええわ。今日は帰る。」


諦めたのか息をつくようにそう言った後、トントンさんは部屋から出ていった。


かつ、かつ、と立ち去る足音が響く。




ri「……っ…」


ロイ君は足音がだんだんと消えた後、ふらりとその場でよろけた。


トントンさんと話していた時に全ての力を出し切ったのだろう。


執事の2人はまだ青ざめた顔をしていた。


今までにない、恐ろしい圧を感じたんだ。






















─その晩─


ロイ君はしばらく違う部屋で少し休むことになっている。




私は軽く息をつき、広く大きなベッドに思い切り飛び込んだ。


いろいろな事に体力を使ったせいか私はそのまますぐに深い眠りについた。



























































tn「…俺だけのものがええな…」

















































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