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食事後、寮の裏庭に涼太を呼び出した。



💙「なんで涼太がここに?」


❤️「それがさ…」



涼太の説明はこうだ。


涼太の父親は佐久間グループ系列の会社に勤めている。その父親に命じられて、涼太もこの学園に急遽編入することになったという。俺を支え、俺の任務を無事に終わらせられれば、涼太の父親も出世が約束される。しかし、ダメだった時には容赦なく左遷されるとのことだった。



💙「…悪い、お前まで巻き込んじまって」


❤️「俺は別にいいけど……っぷっ!!でもそのカッコ……」



我慢できずに涼太が笑い出した。

恥ずかしくて、俺は涼太を羽交締めにした。



💙「てめえ、このやろっ!笑うな……っ!!」



そこに運悪く、ラウールが通りがかった。

慌てて離れる。

ラウールがどもりながら聞いてきた。



🤍「ふ、ふっ、二人は、どういうご関係ですか?」


❤️「俺たち、幼なじみなんだ」



パニくってる俺の代わりに、涼太が涼しい顔で答える。普段からポーカーフェイスなので、こういう場面に強い。俺は、心強い味方を得たと思った。



🤍「幼なじみの、恋人ですか…」


💙「ばか!違うよ!!ただの、幼なじみ!!」



ラウールは、首を傾げた。



🤍「とても、親密そうに見えたけど…。それでは僕は失礼します」


❤️「また明日」



ラウールは、納得したのか、裏庭を横切って、どこかへ行ってしまった。手には何冊か本を持っていたようだったが、どこへ行ったんだろう?


それにしても、ここも寮とはいえ、校内だ。誰が見ているかわからない。

こうして涼太といる時も女らしく振る舞わなくてはいけないのかと思うと、俺はますます心が重くなった。


………こうして、俺の転校初日は終わった。

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