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彼の助手席に乗ってあたしはブルっとくしゃみをした、彼は家の方向じゃなく山道の人気のない所で車を停車した。「寒くない?」彼が言ってあたしの肩を抱いてきた
「以前に真希ちゃんが話してたこと・・・胸が大きすぎて嫌だって言ってたよね・・・私は好きだよ」
「本当?」
あたしは彼にまったく警戒心を持っていなかった、だから彼が制服のブラウスのボタンを外しかけた時にびっくりした、あたしはやめてと言った。
彼はくすぐりながらあたしを押し倒した。あたしは笑った、それでも自分が何をされているかまだ分からなかった、まさか宮下講師がそんな・・・あたしをそんな目で見ていたなんて・・・お父さんと同じぐらいの歳なのに・・・あたしと同じ年の子供がいるのに・・・ぐるぐる頭の中は疑いと彼を信じたい気持ちが回る、その時彼にキスをされた
「愛している」と彼は言った、あたしも「愛している」と言った。それは本当だった。彼は誰よりもあたしに優しくしてくれた唯一の男性だった、お父さんになってくれたらいいとも思っていた
彼には自分の娘がいた。社内のタバコの匂いと彼のジャケットの匂いを覚えている
「いいかい・・・私は君を愛している、だから私のする事を嫌と言ったらいけないよ」
「・・・はい・・・」
愛し合っている二人はキス以上の事をするのだと彼は言った。彼は制服のブラウスを外してブラジャーを引き下げた
「・・・素晴らしい・・・」
彼はそう言ってあたしの胸を寄せたり揉んだり、吸ったり、握りつぶしたりした、やたらハァハァ言ってるので過呼吸で死なないか心配になった
服を脱ぐんだよ、お互いを触るんだと言って彼はまたキスをしてきた。彼のぽってりして濡れた舌の感触が嫌だった、口の中を舌でまさぐられて吐きそうになって、オエッとえづいた
車のフロントガラスは雨を打ち付けている、徐々にガラスが曇って外が見えない。次に彼が何をしたがっているのかはわかっていた。クラスメイトから回って来た漫画を読んで知っていた。でも彼は入れなかった、彼は自分のモノをあたしに握らせ上下に動かした。彼は呻き声を出し、体を震わせあたしの手の中に出した
あたしは彼の車の中にあったウエットティッシュで手を拭いた、ヘンな匂いがした、そして「これは二人の秘密だよ」と彼は言った「他の人はわかってくれないから」とも言った。どうして秘密にしなければいけないの?と私は思ったけど彼が好きだったので言う事を聞いた
それからあたしの成績はどんどん上がった、彼の知り合いの校長がいる市内でも随一の名門高に推薦入学が決まった。ママも喜んでくれた、やっと継父も褒めてくれた「アノ」ことさえ黙っていれば、二人の秘密にしていれば全て上手く行くような気がした