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こんヌッシー、うp主のRちゃんです。本物です
アラスジ:前回ターゲットの鼠小僧を倒し、重傷を負った金鳳を抱え走った瓜生。そこに敵勢が現れさあ大変!そんな状況に翠蘭が助っ人に‼︎どうやら翠蘭も金鳳が好きみた~い。さあ病院へ走れ瓜生!恋人の命はどうなるのか?…
俺の名前は瓜生龍臣
瓜生)いつまで寝るんだよ…早く目を覚ましてくれ、金鳳。
重症で意識が戻らない金鳳を見つめる元殺し屋だ。
瓜生)何だよ…いつもはすぐヘラヘラ笑ってた癖に…。
口ではこう言うが、俺も内心焦っている。
医者には助かると言われたが状態が悪すぎる、しかもまだ目を覚ましていないのだから当然だ
そうして俺が俯いていると、毛利のおっさんが部屋に入って来た。
毛利)金鳳の怪我の状態はどうなんだ、死龍
瓜生)背中から内臓まで刺されてる、しかも傷を抉られていてまだ目覚めてないっす…
毛利)そうか。死龍、お前はもう少し金鳳の側に居てやってくれ。死体処理はこっちで済まさせる。
瓜生)あぁ…言われなくとも。
そう言うとおっさんは部屋を出た、どうやら金鳳の状態を確認しに来たらしい。
瓜生)クソっ……何でこうなるんだよ。
一緒に踊っていたときに言った言葉が重なり更に深く俺を悩ませる
瓜生)頼むから本当に死ぬなんてことしないでくれよ…
そして俺は金鳳の手を握った。
手を伝う鼓動と体温は、俺を安心させる……
それから少したった時だった_
金鳳)…ぅ……ん………
瓜生)!
一瞬金鳳の声がした、そして____
金鳳)ん……し、りゅぅ?…私は、一体……
金鳳が目を覚ましたんだ
瓜生)智!
俺は思わず名前で呼んだが、今はそれどころじゃない。金鳳が目を覚ましたことが嬉しいのだから。
金鳳)あれ?私さっきまでお婆ちゃんと御花畑に居たのですが…?、はて?
瓜生)あの世行きかけてんじゃねえか! でも良かった…目が覚めて
目覚めて速攻にボケをかます金鳳だが、それを聞けるのも俺は嬉しい
金鳳)⁈、死龍?泣いてません?、どうしたんですか本当に?っ…
瓜生)はあっ⁈泣いてなんか、ねえからな!
いや泣いてる、完全に俺泣いてる。逆に泣かずにいるのは難しいくらいだ
そう考えていると、金鳳がこっちに手を伸ばして、俺の頬を触った
金鳳)どうやら、心配させてしまった様ですね。ごめんなさい死龍。
その笑顔に、俺は思わず金鳳を抱きしめた。抱きしめずにはいられなかった。
金鳳)ふえ⁈//死龍ッ、急に大胆なッ……!//
瓜生)悪い…もう少しこのままに居させてくれ…
金鳳)!……はい//
傷もまだ痛むくせに体を起こして抱きしめ返してくれる金鳳
そのまま少しの間俺はずっと抱きしめるしかできなかった
運んで居た時、俺の腕のなかでもたれ掛かって居た時の姿を思い出すともっと沢山の涙が溢れる
金鳳)そんなに泣かないで死龍、私はここに居ますから。なんなら確認でキスでもします。
くすっと笑いそう言う金鳳、でも今の俺はその提案をまともに受け止めて…
金鳳)っ…!////…ぇっ?//、ちょっ今…ッ////
予想もしていなかったのか金鳳は顔から耳まで真っ赤になった
そして俺もその瞬間我に帰った。
瓜生)いや今のは違うっ…//、忘れてくれ…
金鳳)忘れてと言われましても……///
互いに少し照れ臭くなったが、この空間に居るのは悪い気はしなかった