テラーノベル
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「………っ、あ……が……ッ、だざ………い……!」
シーツを掴む中也の指が白く強張る
幼児化していたときの柔らかな肉体はどこへやら
今は鍛え上げられたしなやかな筋肉が太宰の執着を受け止めていた
太宰は中也のうなじに鼻先を埋め、低い呼吸を繰り返す
「中也、昨夜の君は『だざ、しゅき』なんて可愛らしく鳴いていたのに。今はこんなに私を拒絶するような声を出すんだね」
「……っ、うるせぇ………アレは、薬の……っ」
云いかけた言葉は太宰の容赦ない突き上げによって悲鳴へと変わった
太宰の長い指が中也の腰を割り、逃げ場を塞ぐように太腿を大きく開かせている
「…嘘だね。君の括約筋はこんなに私を欲しがって締め付けているじゃないか」
「っ…は……ぁ!………っあ………ッ……!」
直接的な言葉に中也の顔が羞恥でさらに赤く染まる
幼児期の記憶が太宰の手の温もりをその愛撫の心地よさを脳の深淵で肯定してしまっている
太宰は中也の精管をなぞるようにその敏感な熱源を掌で包み込み執拗に刺激を重ねた
中也の背中が弓なりに反り喉の奥から喘ぎが漏れる
「……ぁ……っ……太宰……ッ……壊れる……っ」
「壊れればいい。そうすれば君はもう私の腕から逃げられない」
太宰は中也の首筋に深く歯を立てて吸い付くように赤紫の痕をいくつも刻みつけた
それは相棒という名の鎖であり太宰が中也という存在を完全に所有したという刻印だ
中也の射精とともに太宰もまたその内側を焼き尽くすような熱を注ぎ込んだ
ドクン、ドクンと繋がった場所から互いの心臓の鼓動が伝わってくる
「……はぁ……はぁ……っ……クソ……野郎……」
賢者タイムの気だるさの中で中也は涙の浮かんだ目で太宰を睨みつける
だがその足はまだ太宰の腰を離そうとしない
太宰は中也の額に慈しむような軽いキスを落とした
「お疲れ様、中也。さて、明日の朝はポートマフィアに『中也は私のものになったから返さない』って手紙を書かないとね」
「………っ、殺すぞ……ッ」
中也は力なく笑いそのまま太宰の胸に顔を埋めた
薬がもたらした一夜の夢は終わらない熱帯夜へと続いていく
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だざむ