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異能力者が蔓延る世界

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異能力者が蔓延る世界

第3話 - No.3　目的は？

3

2022年04月10日

#異能力

#物語

#不定期投稿

Lone@無期限休止中

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？｢本当に言ってるの？｣

自分｢あぁ。｣

？｢あなた、それでも本当にヒーローなの？｣

自分｢これでもヒーローさ。卵だけどな。｣

？｢そう。まぁいいわ。で、取引ってなんなの？｣

女の問いに俺は静かに言う。

自分｢1つ、お前の目的

2つ、俺の功績だと言うことを隠す

それだけだ。｣

？｢1つ目は分かるけど、2つ目は？どうしてあなたの功績を隠す必要があるの？｣

もしかしてこいつはアホなんだろうか。

さっきの流れで分かるはずだが、

自分｢あのな俺は目立つのは嫌いなんだよ。チヤホヤされて、もてはやされて、そんなに偉いことか？人1人捕まえただけだろ、だから目立ちたくないんだよ。｣

？｢ふーん。まぁべつにいいわよ。｣

？｢で、私の目的だけど、｣

？｢その前に私、あなたの名前を知らないんだけど。｣

自分｢別に良くないか？｣

？｢嫌よ。気になるの、教えて。｣

はぁ、なんと面倒なことか、

その場限りの仲なのに名前なんて、

自分｢俺はレオン、Eクラスの1人だ。｣

？｢そう。レオンね。｣

アカリ｢私は、アカリ。朱に里でアカリだよ。よろしく｣

自分｢あぁ、よろしく。｣

アカリ｢で、私の目的だっけ？｣

自分｢あぁ、あるんだろ？こんな事しておいて何となくは無いはずだ。｣

アカリ｢まぁ。一言でいえばボスの命令なんだよねぇ。｣

自分｢ボス？｣

ボス、ということはこいつは組織単位で動いているのか。

アカリ｢そう、うちのボス、能力もそうなんだけど、身体能力もすごくてね、それで学生なんて驚きだよね！｣

自分「いや、知らねぇよ。」

アカリ｢で、ボスが学園を襲撃しろって言ったからしたんだよね。｣

自分｢てことは、いまいち理由は分かんねぇのか。｣

アカリ｢そういうこと。｣

自分｢そうか、まぁいいが。｣

アカリ｢まぁ、そろそろ警察も来そうだし私は変えるから、ばいばーい。｣

敵に能天気に[ばいばーい]か、やっぱアホだろ

自分｢さて、僕も帰るか。｣

残っていたら面倒なことになりかねない。

それだけは回避しなくては。

そうして僕は帰路につくのだった。

ボス、か。

学生にして身体・異能ともに優れている、警戒するに越したことはないないか。

とりあえずは家で考えるとするか。