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コメント
1件
ああ〜、この王翦vs桓騎、めちゃくちゃ熱かったわ🔥 王翦が「待ってた」って言った瞬間、背筋がゾッとしたね。読んでて「なるほどな」って納得の勝ち方だった。桓騎の負け方も潔くてかっこよかったし、二人の握手に蒙驁の笑顔でじーんときた。 んで続いて李牧vs龐煖! 趙国最強決めるって言われたら、これはもうノックアウト級にアツいわ。次話、脳内再生しながら待ってる📖
第105話『秦国最強』
中華連合武闘場。
準々決勝・第一試合。
王翦
VS
桓騎
桓騎が構えを変える。
会場全体が静まり返った。
「ここからが本番だ。」
桓騎は一瞬で間合いを詰める。
今までとは比べものにならない速さ。
右へ。
左へ。
姿がぶれて見えるほどの高速移動。
観客席から驚きの声が上がる。
「速い!」
「見えない!」
桓騎は王翦の背後へ回り込み、渾身の一撃を放つ。
「終わりだ!」
しかし――。
ガシッ。
王翦は振り向きもせず、その腕を受け止めた。
「何……?」
桓騎の笑みが消える。
王翦は静かに口を開く。
「お前は相手の意表を突くことに長けている。」
「だからこそ、その一手を待っていた。」
王翦は半歩だけ前へ出る。
桓騎の重心がわずかに浮く。
その一瞬。
王翦は肩を軽く押した。
#リゼロ
すず
144
33
「くっ!」
桓騎は踏みとどまろうとする。
しかし。
王翦は追撃しない。
ただ前へ歩く。
一歩。
また一歩。
桓騎は後退するしかない。
気づけば背後は場外線。
「ちっ……!」
最後に勝負をかける。
桓騎は前へ飛び込む。
だが。
王翦はその勢いを利用し、体をわずかにひねった。
桓騎の身体は横へ流れる。
「しまっ――!」
タンッ。
右足が場外線を越えた。
実況が旗を掲げる。
「場外!」
「勝者――」
「王翦!!」
武闘場は大歓声に包まれた。
桓騎は数秒黙ったまま立ち尽くす。
やがて笑い出した。
「ははは……。」
「完敗だ。」
王翦が静かに歩み寄る。
桓騎は右手を差し出した。
「やっぱり、お前が一枚上だったな。」
王翦はその手を握る。
「お前もまた、秦に必要な将だ。」
二人は固く握手を交わす。
観客席では蒙驁が満足そうに笑った。
「二人とも見事じゃ。」
李丙が壇上へ立つ。
「準々決勝第一試合終了!」
「勝者、王翦!」
「続いて準々決勝第二試合!」
李牧。
VS
龐煖。
知略を極めた軍師と、武を極めた武神。
趙国最強を決める一戦が、今始まる。