テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
女の子1「ひーちゃんさ、ほんとに平気なの?血とか。」
日頼「何言ってんのー。平気に決まってるじゃん!私から言い出したんだし」
師穏「へ、へぇ。でも、外には出ないでね」
日頼「え、なんで?外に出ないと兵隊さん達来なくない?」
師穏「で、でもさ……。死んだり…しちゃうかもよ。兵士さん達もいるかもしれないし…。言った通り、今は血の海だし 日も沢山あって危ないから…」
日頼「へー。つまりビビってんの?」
師穏「ち、違うよ!ただ…日頼は死んで欲しくないから…」
日頼「大丈夫!私は死なないよ!」
───うん!
日頼、ずっと一緒だよ。死なないでね。置いていかないでね
師穏「そ、そか。じ、じゃあ 兵隊さん達を───」
ドン!
日頼「え、なんの音───」
大きな花火だった。赤が時々あって、他は一面真っ白の。きのこような形だった
師穏「こ、これって…」
日頼「大丈夫、これは花火だよ。」
そういって、日頼は私のことを抱きしめてくれたけど 悲鳴のような、何かが少し聞こえた。
師穏「兵隊さん…。もういないと思う」
日頼「えぇ……。つまんないの」
……ね。