「……んー、あれ?朝……?」
まだピントが合わない目をこすって、瞬きを繰り返す。
ゆっくりと意識は浮上して、まどろみながらも周りを見渡すと、カーテンから差し込む陽の光が眩しくて顔をしかめた。
寝起きに浴びるには強すぎる刺激に寝返りをうったとき、リビングの部屋にある壁掛け時計が目に入る。
カチカチと規則だたしく動く秒針の音がなんだか心地よくて、あともう少しだけと目を閉じた。
8時半かぁ……。結構寝た気がするけどまだ眠いなぁ……。
……。
…………。
え?8時半?
「仕事!!ッ、うわ!」
自分がリビングのソファーの上に寝ていたことに気付かず、起き上がろうと手をつくけど、そこには何もなくて、バランスを崩した身体はそのまま転げ落ちた。
「うッ」
受け身をとることが出来たのか、怪我をしなかったことが幸いで、ソファに置きっぱなしにしていたスマホを手探りで掴み、画面をタップした。*******************
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