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いわふか💛💜
ふっかがあちこちで祝われてる。いや、いじられてるのかあれは?
ふっかの誕生日にたまたま全員での仕事があって、朝から順番にみんなにいじられてる。
最初は佐久間。さすがSnow Manの切り込み隊長。
次が阿部、舘さん、翔太。
今は康二とラウール。
まあ、みんなふっかのこと大好きだもんな。
今はここにいない目黒だって、ふっかのことは自分が守るって言ってたくらいだし。
…面白くない。とは思ってない。断じて。
「深澤さん、次お願いしまーす」
「あ、はい! 今行きます!! ほらお前ら、いい加減離せよ」
「えー、行っちゃうのママ〜。まだお祝いし足りないのに」
「せやでー。もうちょいいじられ…やなくて、お祝いさせてや」
「いじるって言っちゃってるじゃねーか! ちゃんといい子で待ってなさい!!」
「「はぁーい」」
悪ガキ2人の相手は大変そうだ。
労いの気持ちと共にふっかが楽屋を出るのを何となく見ていたら、目が合ったふっかがちょっと困ったように笑った。
その顔が思いの外可愛くて、ちょっとドキッとする。
「ねえねえ、パパはまだお祝いしてないんじゃない?」
「いや誰がパパだよ。お前らがずっと引っ付いてたんだろ」
「ヤキモチ妬いちゃってた? ごめんねパパ!」
「何でそうなった。あと、パパはやめろって」
俺の反論にラウールがけたけた笑う。本当に、誰がこいつをこんな悪戯っ子に育てたんだよ。…俺達か。
「まあ、真面目な話さ。予定が空いてるならちゃんとお祝いしてあげてもいいと思うよ? やっぱり奥さんは大事にしないと」
「…まあ、考えとく」
「パパとママにはいつまでも仲良しでいて欲しいからさ」と言いながらラウールは離れていった。ちゃんとオチまで付けていくなよ。
まあ俺だって、何にも考えてないわけじゃないけど。
「どした、照? 何か考え事??」
いつの間にか戻って来ていたふっかが、俺の顔を覗き込んできた。
末っ子に発破かけられたみたいで少し悔しい気もするけど。やっぱ、ちゃんと言わないと伝わらないよな。
「ふっか、今日の夜の予定は?」
「俺? んー、特にないけど」
「じゃあ、飯食いに行こう。お祝いに奢るから」
「えっ、いいの?」
「奥さんの誕生日はちゃんと祝わないとだろ?」
「何だよそれ。でもありがとな、嬉しい」
へへっと笑いながら、ふっかは素直に喜んでくれる。
本当に、そういうとこ。つい可愛いって思っちゃうんだ。
そんなこと誰にも言わないし見せないけどさ。俺だけが知っていればいいことだから。
ちょいちょいと手招きをすると、「何?」と言いながらふっかが身を乗り出してくる。
その耳元にこそっと囁いてやった。
「…その後は、俺んちでいいよな?」
「…っ! ちょ、な…なにそれ…っ」
「駄目だった?」
「〜〜っ!! ひ、照んちで、いい…っ」
慌てて離れていったけど、色が白いから赤いのがバレバレだ。
そんなとこもやっぱり可愛いなって思いながら、ふっかを連れて行く店をピックアップしていく。
俺がさ、飯だけじゃ足りないなって思っちゃったから。ごめんな。
「…あ」
そういえば、ちゃんと『おめでとう』って言いそびれた。照れたふっかは佐久間のとこに逃げていってる。
まあ、この後もチャンスはあるし、夜にいくらでも言えるしな。
そう考えて携帯に目をやった俺を見て、側を通りかかったラウールがニヤニヤ笑いながら「パパが悪い顔してる〜」と笑ってた。
お前のママが可愛いのが悪い。
一応、ふっかさんの誕生日をお祝いしようとしたんですが…全然祝ってない! ごめんふっかさんw
お誕生日おめでとうございます!!
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有栖