コメント
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(…そうだ。数え切れないぐらいの困難と葛藤を乗り越えて、
俺はここまで来たんだ。だから、最後まで…。
最後まで走るしかないんだ!)
日常を奪われ、理不尽な暴力を受けても生きてきた。
胡散臭い家庭教師にすがってでも、
復讐のチャンスを得ようとした。
波乱や激動なんてカテゴリーでくくれない異様な青春を振り返っていた累(るい)は、
唇を引き結んでゴールへと続く国道411号線を見据えた。
「行くの?」
この先はとっても危険だけど――。
如何にもそう言いたげな雰囲気を言葉の節々に漂わせ、あとりが尋ねる。
累がそれに頷くと、雲雀(ひばり)は嬉しそうに口角を歪めた。
「じゃ、僕も行こっかな♪
だって、この先も…楽しいアトラクションがあるんでしょ?
天才クラッカーさん?」
「さぁ…あなたにとっては退屈かもしれないわね」
「それはどうして?」
「政治家を殺した微笑み爆弾魔は*****
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