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Aぇの短編集

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Aぇの短編集

1 - 嫉妬 💜💚

♥

118

2024年07月01日

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佐野side






小「……何これ。」




小島くんがみせてきたのは , とある芸人さんとのツーショット写真。




佐「あーそれ?この前番組で共演したときに仲良くなったんよ。その写真上がってたん知らんかった(笑)」




小「……距離近くない?」




佐「……そーぉ?普通じゃない?」




小「……俺とはくっついてくれへんのに , 何でこの人とは距離近いわけ。」




佐「えっ……」




そう言って小島くんはスタスタと自分の部屋へ戻ってしまった。


え……?怒らせた……?


俺はすかさず追いかけた。




佐「こっ , 小島くんっ!」




小「……」




佐「小島くんっ……!待ってや!」




小「……」




佐「俺 , 何かした??謝るから!」




小「何で怒ってるか知らんのに謝られても困る」




佐「っ……!」




バタンッ!


扉を閉められてしまった。


だめだ俺…… , 小島くんに嫌われたんや。




佐「……ふぇっ , うぇぇっ……(泣)」




悲しくて泣いてしまった。俺はリビングへ戻る。




佐「うぇえっ , ふぇええっ……ッ!!」




俺がしばらく泣いていると , 足音がした。




小「まっ , 晶哉……?」




小「な , 泣いてるん……っ?」




佐「ふぇっ…… , ?」




小島くんが心配そうな顔をしてこちらへ駆け寄ってきた。




小「いやっ , すまん……俺の言い方がキツすぎたんやな……ごめんな。」




佐「小島くんっ……ごめんなさいっ , 俺自分が悪いことしたのわかんないっ(泣)」




小「んーん!ええよ……っ , 俺のちょっとした嫉妬心やから。」




佐「……嫉妬?」




小「あー , いや , なんでも。」




佐「嫌や!教えて。」




小「……教えるまでもないやん , 普通に考えて晶哉の腰触ってんのが腹立つねん。」




佐「え?」




小「この人も晶哉がかわいくてしゃーないんやろなぁ…… , 晶哉腰触られてうれしかったか?」




佐「何でそんなこと聞くん!んなわけないやん!」




小「だよな(笑)」




よかった。


小島くんが笑ってくれた。




小「いや~ , 久々にこんなに嫉妬したなぁ。」




佐「ちょっとうれしいな……っ」




小「……ごめんな泣かせちゃって。仲直りのチューしようや。」




佐「……うんっ///」




小島くんは俺を抱きしめ , そっとキスをしてくれた。


と思いきや , どんどん深いものになっていく。




小「ぷはぁっ , ……顔まっかやで(笑)」




佐「……っ , 小島くんのえっちっ///」




小「あ~またそんな可愛いこと言って……今日の夜覚悟しとけよ。」





小島くんって意外と嫉妬深いんだな…… , 新しい発見のある今日だった。











初めまして , 「めがね。」と申します。


今回は初っ端から王道で行かせていただきました。


実はプリ小説のほうもやっているのですが , こちらで小説を書くのは初めてですので ,


慣れていくまでは王道ばかり書いていくつもりです。


そのうちリクエストなども行う予定ですので , よければ覚えていってください。


フォロー&♡もよければ……。

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