佐野side
小「……何これ。」
小島くんがみせてきたのは , とある芸人さんとのツーショット写真。
佐「あーそれ?この前番組で共演したときに仲良くなったんよ。その写真上がってたん知らんかった(笑)」
小「……距離近くない?」
佐「……そーぉ?普通じゃない?」
小「……俺とはくっついてくれへんのに , 何でこの人とは距離近いわけ。」
佐「えっ……」
そう言って小島くんはスタスタと自分の部屋へ戻ってしまった。
え……?怒らせた……?
俺はすかさず追いかけた。
佐「こっ , 小島くんっ!」
小「……」
佐「小島くんっ……!待ってや!」
小「……」
佐「俺 , 何かした??謝るから!」
小「何で怒ってるか知らんのに謝られても困る」
佐「っ……!」
バタンッ!
扉を閉められてしまった。
だめだ俺…… , 小島くんに嫌われたんや。
佐「……ふぇっ , うぇぇっ……(泣)」
悲しくて泣いてしまった。俺はリビングへ戻る。
佐「うぇえっ , ふぇええっ……ッ!!」
俺がしばらく泣いていると , 足音がした。
小「まっ , 晶哉……?」
小「な , 泣いてるん……っ?」
佐「ふぇっ…… , ?」
小島くんが心配そうな顔をしてこちらへ駆け寄ってきた。
小「いやっ , すまん……俺の言い方がキツすぎたんやな……ごめんな。」
佐「小島くんっ……ごめんなさいっ , 俺自分が悪いことしたのわかんないっ(泣)」
小「んーん!ええよ……っ , 俺のちょっとした嫉妬心やから。」
佐「……嫉妬?」
小「あー , いや , なんでも。」
佐「嫌や!教えて。」
小「……教えるまでもないやん , 普通に考えて晶哉の腰触ってんのが腹立つねん。」
佐「え?」
小「この人も晶哉がかわいくてしゃーないんやろなぁ…… , 晶哉腰触られてうれしかったか?」
佐「何でそんなこと聞くん!んなわけないやん!」
小「だよな(笑)」
よかった。
小島くんが笑ってくれた。
小「いや~ , 久々にこんなに嫉妬したなぁ。」
佐「ちょっとうれしいな……っ」
小「……ごめんな泣かせちゃって。仲直りのチューしようや。」
佐「……うんっ///」
小島くんは俺を抱きしめ , そっとキスをしてくれた。
と思いきや , どんどん深いものになっていく。
小「ぷはぁっ , ……顔まっかやで(笑)」
佐「……っ , 小島くんのえっちっ///」
小「あ~またそんな可愛いこと言って……今日の夜覚悟しとけよ。」
小島くんって意外と嫉妬深いんだな…… , 新しい発見のある今日だった。
初めまして , 「めがね。」と申します。
今回は初っ端から王道で行かせていただきました。
実はプリ小説のほうもやっているのですが , こちらで小説を書くのは初めてですので ,
慣れていくまでは王道ばかり書いていくつもりです。
そのうちリクエストなども行う予定ですので , よければ覚えていってください。
フォロー&♡もよければ……。
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