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つかであきひろ
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玄関の鍵をあけて、山末を家にあげる。今日二人目の来客だ。
「やっほー」
「やほ☆」
「…うるさいやつのテンションが上がるからやめてくれ。で、朝食中なんだが?」
「えーとねー、もう一回永野に面会兼事情聴取をしに行ったんだけどーあの夜にこはるちゃんの家に入ったことは認めたよ。」
「え?あっさりすぎる。」
「で、次を聞き出そうとしたら面会時間終了って警察官が。」
「その警官を殴ってきていい☆?」
「お前は捕まりたいのか?」
「その続きがいるな。永野が殺したのか、殺されてるのを見たのか、殺された後だったのか。」
「でも、いずれにせよ死体放置か殺人には問われるんじゃなーい?」
「そうじゃね?不法侵入は確定してる上にその罪だから重いよ。」
コイツラ気づいてないのか?
「永野の死刑、無期懲役などの重い刑は既に決定してるようなものだが?」
「「え?」」
2人の声が見事に重なる。やはり気づいてないか。
「1人殺していたらもうそれくらいになり得る。不法侵入や窃盗も兼ねているしだろ。後は慰謝料などがどうなるかの問題だ。」
「そっかぁー。でも、もうはるのこ殺害の証拠がないんだよな。」
「もう永野が殺害したで良くない?」
「もう山末が面会して証拠を集める以外方法がない!ってことであまりたくさん行っても怪しまれて終わりなので来週ぐらいにもう一度行ってくれ。」
「おねがーい☆」
山末が眠そうに頷く。わざわざ朝早く何しに来たんだこいつは。眠いのなら昼に来ればいいものを。
「早朝にここに来るのは僕の案☆怪しまれないようにちょっと時間をずらしたんだー☆」
わざわざそんな計画を立てる暇があるのか。こいつほかの事件取り扱ってないのか?
「それじゃあ帰ろー☆」
「ばいばーい」
「ほんとに何しに来たんだ。帰ってくれ。」
2人が扉を空けて家から出ていくとドアの鍵を閉める。
「…」
悩んだ末に鈴原こはるに電話をかけてみる。5回コール音がなっても出ない。まあ、そんなわけないよな。わき出ていた疑問が間違いだと思い電話を切ろうとすると電話がつながった。お互い無言だ。しびれを切らし先に口を開いたのは電話の相手だった。
『久しぶり…なんかすごいことになってるね。』
コメント
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やっほー、読んだよ!第11話。山末くんたちの軽いノリと主人公の冷静なツッコミが絶妙で、会話のテンポがすごく好きです。特に「その警官を殴ってきていい☆?」には思わず笑っちゃいました。でもその後に永野の刑が重くなり得るって冷静に指摘する主人公がいて、やっぱりこの3人、見てる視点が違うんだなと。で、ラストの鈴原こはるからの電話…短い一言だけど重みがあった。続きがすごく気になります!