第6話 どっちも愛してよ
初詣お手伝い3日目
お昼休憩
2日目は何事もなく済んだ。
オカルンが1日巫女業をまっとうした。
(1日目は別仕事で戦力外だったのでね。)
アイラも熱が下がり今日は復活した。
(モモ)「参拝者少ないから、昼からは私だけで大丈夫そ。ホント助かったありがとぉ~!」
(アイラ)「え?最後まで付き合うわよ?私、巫女業が天職だからね!美女が故に!」
(モモ)「は~~いはい」
ぎゃーす!
ふぎゃー!
(オカ)「いいんですか?最後までお手伝いしますよ?」
(ジジ)「だよだよ!遠慮しちゃダメダメ!!」
(モモ)みんなぁ… ジーン////
(星子)「なら、夕方に打ち上げしてけ。で、今日は早く帰って家族と過ごせな? 」
(一同)「はーーい!」
(モモ)「じゃ、最後はうちとアイラで受付!オカルンとジジで買い出し!オッケ?」
(ジジ)「ぶ、ラジャー!!」
(オカ)「はい!」
ふいにモモがジジの前に立った。
(モモ)「ジジよ、、、分かってるでしょうが、1日目オカルンは邪視で疲れてるからね!ばあちゃんからもひっぱたかれてるし!
イタズラすんなよ!」
(オカ)「綾瀬さん、それどっちも自分のせいです…」
(ジジ)「分かってるよん!手は出さない!!仲良く買い出ししまっす!」ビシッ!
(モモ)「おし!ゆったな!!頼む!!!」
(星子)「メガネ、おまえ大変だな(笑)」
(オカ)「……ウッス」
買い出しの帰り道
(ジジ)「いやぁ~初詣手伝い楽しかったぁ!打ち上げ楽しみ~!」
(オカ)「だね!」
(ジジ)「でも、、やっぱり俺はオカルンと2人きりで出掛けたかったかも。」
(オカ)「…?」
(ジジ)「ねえ、オカルン。俺、2人きりで初詣したい!」
(オカ)「すごい!こんな高台に神社があったんだ!」
(ジジ)「うん!俺、こっちに居たから。
小学生の頃モモとこの辺よく探検してたんだ~」
(オカ)「そうだったね!」
そうだ!ジジは、綾瀬さんの初恋の人だった。今はどうなんだろう。
「今、綾瀬さんのこと、好き?」
(ジジ)
「ーーーん? 好きだよ!
でも…
オカルンと出会う前までは好きだった、が正しいかな?
今は、オカルンしか見えないし、見たくもない。 こんな魅力的な子、他にはいない。」
(オカ)
「なっっ////」
真顔でなんてこと言うんだ、ジジは!
「あ、、ありがとう/////」
(ジジ)「オカルン。モモと何かあった?」
(オカ)「あ………いや、、」
分かりやすいなオカルンは(笑)
(ジジ)「告白されたろ?」
(オカ)「……」コクン
「…自分が優柔不断で、綾瀬さんを困らせてしまって…気付いた…綾瀬さんへの気持ち。
ジジへの【好き】と違う【好き】だった。」
(ジジ)「どう違った?」
ジジの声が優しい。
(オカ)「ジジのは【燃えるような好き】て感じで… 綾瀬さんのは【守りたい好き】みたいなかんじ。
ごめんコトバにうまくできなくて…」
(ジジ)「ふふふ」
(オカ)「??」
(ジジ)「よかったぁ~!…俺、フラれるかと思ったぁぁぁあ、、そっか、、どっちも【好き】なんだね…ふーん……」
急にジジの表情が変わった。
(オカ)「?ジジ?」
(ジジ)「選べないけど、突き放せないんだな?」
(オカ)ぞくっ
………ジジが怖い………
ガシッ!!
ジジはオカルンの両腕を力強く掴んだ。
(オカ)「!!!??」
めちゃくちゃにされちゃう!!??
(ジジ)「どっちも愛してよ」
ジジがキスをしてきた。深い、深いキス。
ハムッハムッ♡
チュパ…ハムッ♡ …ハァ♡
クチュクチュクチュ…チュプ♡ … ハァ♡
(オカ)「ん~~っ♡ …プハァ!!!」
身体がゾクゾクする…
え?
どゆこと??
(オカ)「ハァハァ♡…ジジ?言ってることがよく…」
フフフ…
(ジジ)「手は出してないからね?」
(ジジ)「俺は、構わない。俺を【好き】ならそれで構わないよ。俺だけ愛してとは、今は言わない。
でも俺 は譲らない。
だからオカルン?
俺らのこと、責任とってね♡」
(オカ)「…ふぇ?」
…え?
自分、、、決めなくていいの??
うぇ~ん…
初めての恋愛、難しいぃぃ。。
第7話につづく
コメント
10件
うお‼️ぐおおお‼️😭😭😭😭最高に最高で最高が最高してる‼️😭😭(? ジジ、オカルンをよろしく頼みます…(保護者面)
しば様もう本家様に負けてないほどのクオリティでイケメンすぎる、
キャァァァッ!!!!もうヤバいッ?!ジジイケメンにも程があるッ!! オカルン良かったねぇぇぇッ!!!