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<白銀の氷を纏った雪女の証言>


何十年も何百年も生きていると時間を持て余すようになって、退屈で押しつぶされそうになるんだ。

でも何百年も生きているせいで友人もいつの間にかこの世にはいなくなっていた。

妖怪の類も最近は科学で消え、とうとう私みたいな妖怪は行き場を失ってしまった。なんだか情けないよな、でもそれが時代の流れだってことはよく分かっているつもりだ。

そんなんだから、独りで気ままに人間の足が入らないような場所で過ごしていたんだ。ひどく寂れた廃村や限界集落を見るたび昔を思い出した。


「もう仲の良かったあいつらは出てこない」


そんなこと分かっていたつもりなのにどこか期待している自分に嫌気がさした。でも、だからと言って足早に立ち去ることもできず、しばらくぶらぶらしていたんだ。

そしたらさ・・・さっき限界集落にいたって言ったろ?だからさ、まだ人がいたんだ。

その人間と出会ってから全てが変わった。行くあてもなくなった私をその人間の旅館にしばらく泊めさせてくれた。今までは人間がとにかく嫌いだったが、この人間には心を開いてしまったんだ。奇怪だよな。


まあ、要するにここは暇つぶしの場所だ。旅館から近いから来やすいし、人間も観察できる。

こりゃもしかしたら、いつか証明で消滅する前の最期の最高な暇つぶしかもなぁ・・・。

廃校comprex番外編【0ur H1de 4way】

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暴走したエルフの子を力で止めようとする雪女ちゃんが見たいです(突然願望)

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