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月咲やまな
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「人には誰にでも隠したいことが一つや二つあるでしょ?」
ー
いつの日かそんなことを言われました。
確かに平民も貴族も関係なく人には誰でも隠し事はあると思います。
ただ少し貴族の隠し事は汚かったりするかも。
もうずいぶん前の話。
人は自分の大切な事のためならなんだって出来る。
自分の欲のためならどんなことでも。
まるで物語のような話。
でもとっても切ない話。
(勢いよくドアが開かれる)
「ルデス?少し聞きたいことが……まーた手記書いてるの?」
ー
「っララ!ノックしてってば!」
ー
「ごめんごめん!てーかー!それいつもなに書いてるの!?」
ー
「んー忘れないように、思い出を」
ー
「ふーん、あ!それでさ!…」
ー
(2人は部屋を後にする)
コメント
1件
「人には誰にでも隠したいことがある」という一文から始まるプロローグ、すごく惹かれました。貴族の隠し事は汚いかも……って含みがあるところが気になります。手記に「思い出を」と書く主人公と、ノックもせず入ってくるララの軽妙なやり取りがいい対比で、この後の展開が楽しみになりました!