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枢空乃希
コメント
6件
うわあああああははははああええええ???? 可愛いなんて可愛いんだこの2人、、、😭💖 可愛すぎてなんか育てた覚えあるんだけど気のせいかしら、、、、 私この子達産みましたたぶん()今日も今日とて神がすぎますねほんと🤧♡ 尊いメーターもうぱんぱんすぎて私の幸せメーターもMAXですよ><♡ 朝でも昼でもいつみても尊いけどやっぱ夜が1番二次創作の見時ですね‼‼ 心の中に納まらないことも稀にありますがいつも心の中で叫ばせてもらってますほんとに神です富士山のてっぺんで愛叫びたいです😇😇😇
可愛すぎて頭パンクしそうです🤦♀️🩷
liくんが可愛いすぎる… こっちはliくんの可愛いさに叫んだよ… 最近めっちゃrzli好き🥰
『ホラー映画』
rzli
夜。
外では風が吹いていて、窓がカタカタと小さく揺れていた。
部屋の電気は消えていて、テレビの光だけがリビングを青白く照らしている。
ソファにはロゼとらいと。
テーブルにはポップコーンとジュース。
そしてテレビ画面には——
古い洋館。
暗い森の奥にある、誰も住んでいないはずの家。
その家のドアが
ギィ……
とゆっくり開く。
低い音楽。
遠くから聞こえる足音。
ロゼは横に座るらいとをちらっと見た。
「らいと、本当にこれ見るの?」
らいとはポップコーンを一つ口に放り込んで、余裕そうに言う。
「怖くないし」
「これ結構怖いらしいよ?」
「ホラーくらいでビビるわけないやろ」
腕を組んで、完全に強がりの顔。
ロゼは少し笑う。
「途中で泣かないでね?」
「泣かん」
「ほんと?」
「ほんと」
映画はゆっくり進む。
暗い廊下。
誰もいないはずなのに、奥から
コツ
コツ
と足音が聞こえる。
主人公が懐中電灯を照らす。
その光の先に
誰かの影。
らいとはポップコーンを食べながら言う。
「ほら、全然怖くない」
「そうだね」
ロゼはにこにこしている。
その瞬間。
画面いっぱいに
真っ白な顔。
ドン。
「っ!!」
らいとの肩がびくっと跳ねた。
ロゼが横を見る。
らいとは何もなかった顔でポップコーンを食べている。
「今びっくりした?」
「してない」
「ほんと?」
「ほんと」
でも。
さっきまでソファの端にいたのに。
気づいたら
ロゼの隣にぴったり座っている。
ロゼは笑いをこらえる。
映画はさらに怖くなる。
主人公が地下室に降りる。
暗い階段。
ギィ……
ギィ……
ゆっくり降りていく。
突然。
奥から
何かが走る音。
ダンッ
ダンッ
ダンッ
「……」
らいと
ロゼの服
ちょっと掴む。
ロゼは気づく。
でも何も言わない。
数分後。
地下室の奥。
主人公が振り返る。
その瞬間。
幽霊が
ドン。
「うわっ!!」
らいと
完全にロゼの腕を掴んだ。
ロゼは笑いながら言う。
「らいと」
「なに」
「腕」
らいとは手を見る。
ロゼの腕。
がっつり。
「……別に」
ゆっくり離す。
でも。
10秒後。
また掴む。
ロゼはついに笑った。
「怖い?」
「怖くない」
声。
ちょっと震えている。
映画はクライマックスに近づく。
主人公が洋館の一番奥の部屋を開ける。
部屋の中。
壁一面に写真。
全部
同じ顔。
そしてその写真の中の人物が
ゆっくり
振り向く。
テレビから
ドン!!!!
「うわあああ!!!」
らいと
完全にロゼにしがみつく。
ぎゅううう。
「えっ」
「らいと?」
らいとの顔
ロゼの胸に埋まっている。
「らいと?」
小さい声。
「……怖い」
ロゼ
笑いそうになる。
でも我慢。
「まだ見る?」
「無理」
その瞬間。
テレビ。
また幽霊。
ドン!!
「やだあああああ!!!」
らいと
ついに
ギャン泣き。
「ロゼぇぇぇ!!!」
ロゼ
「えええ!?」
ロゼの服
ぎゅうううう。
「怖い!!怖い!!!」
「もう無理ぃぃ!!!」
ロゼ
慌ててリモコン取る。
「はい終わり終わり終わり!!」
テレビ消す。
部屋
静か。
でも。
「ひっ……ぐす……」
らいと
泣いてる。
ロゼ
完全に困る。
「え、ほんとに泣いてる?」
「怖かったぁ……」
涙ぼろぼろ。
ロゼは優しく頭を撫でる。
ぽん。
ぽん。
「大丈夫、大丈夫」
「もう出ないよ」
らいとはロゼの服をぎゅっと掴んだまま言う。
「ロゼ……」
「うん?」
「離れるな」
ロゼ
デレデレ。
「離れないよ」
「ずっとここにいる」
らいとはロゼにくっついたまま、ぐすぐす言う。
「ほんと怖かった……」
ロゼは笑いながら頭を撫でた。
「さっき怖くないって言ってたの誰?」
「知らん……」
「泣かないって言ってたの誰?」
「知らん……」
ロゼ
完全に嬉しそう。
「らいと可愛い」
「かわいくない……」
でも。
ロゼから
全然離れない。
ロゼは優しく抱きしめて言った。
「今日は一緒に寝ようか」
らいとは少し沈黙してから
小さい声で言った。
「……電気つけて寝る」
ロゼは笑った。
「はいはい」
そしてもう一度、優しく頭を撫でた。
「ほんと、らいと可愛すぎる」
「……うるさい」
でもその夜。
らいとはずっとロゼの服を掴んだまま、離さなかった。