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今日は仕事を定時であげてもらい、急いで最寄りの駅から帰宅ラッシュの電車に乗り込んだ。今日の待ち合わせ場所は、会社のあるオフィス街から二駅先の繁華街にある
今日はお母さん達は東京観光を楽しみ、夕食で私が合流する予定だ。
（急がないとお父さんたち着いちゃう）
久しぶりに二人に会えると思うと、とてもそわそわして落ち着かない。
目的地の駅で電車を降り、急いで改札を抜ける。さっきまで居たオフィス街とは一転した騒がしい繁華街を進み、名店とテレビでも紹介された洋食屋に辿り着く。
約束の時間なのにまだ二人は来ていなくて、鞄からスマホを取り出し電話を掛ける。
「もしもし、お母さん？今どの辺？」
「後ろよ、うーしーろっ」
「えっ？！」
勢いよく振り返ると、そこには満面の笑みのお母さんが居た。
「しーちゃん久しぶりね～！」
「久しぶり。なかなか帰れなくてごめんね」
お母さんはいつ会っても＊＊＊＊＊
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