豆吉
「何で教えてくれ無かったの!」
豆吉
「兄が居るってさ!」
鏡夜
「聞かれなかったからな?」
玉緒
「鏡夜の兄貴って事は、コイツらも医者なのか?」
玉緒がそう聞くと悠一が頷いた
悠一
「そうだよ」
悠一
「人間と霊のね」
鏡夜
「悠一兄さん達は人間なんだが、霊等の治療等をしているんだ」
柳田
「人間?!、、ってあれ?だったら何で人間の感じがしないの?」
柳田が疑問に思っていると秋人が言った
秋人
「あぁ、それは多分この面を着けてるからかな?」
そう言うと秋人はさっき着けていた狐面を出した
狢
「この面が?」
鏡夜
「あぁ、この面は俺の持ち物でな妖怪や怪異には人間だとばれないようにする物だ」
晴明
「へぇー、便利アイテムだね!」
晴明
「僕にも貸してくれるかな?、どうなるのか知りたい!」
秋人
「良いですよ」
と秋人達が話していると学園長が鏡夜に聞いた
学園長
「所で何故、今日お兄さん達を連れて来たのですか?」
学園長
「妖怪だらけの学園に連れてくるなんて、お兄さん達を怪我させたいのですか?」
学園長がそう言うと鏡夜は兄達を見て言った
鏡夜
「いえ、晴明さん達に合わせた方が後々良いかと思いましてね」
学園長
「おや、それは何故ですか?」
鏡夜
「バレたら最後、追及と言うなの質問がくるからですよ」
鏡夜
「聞いてほしくない事まで聞こうとするでしょう?」
学園長
「君も一応プライベートあるんですね」
鏡夜
「あはは、、」
鏡夜
「消しますよ?」
学園長
「やめてください」
と鏡夜と学園長が話していると
佐野
「鏡夜!!、手伝え!」
入道
「晴明の奴が居なくなった!」
鏡夜
「は?、居なくなった?、、って、、まさか、、」
と鏡夜が悠一達を見るとそこには狐面を被ったまま外れない晴明がいた
悠一
「晴明くん!、ゆっくり外せるかな?!」
晴明
「む、無理!外せない!」
鏡夜
「何やってるんですか?、、」
秋人
「晴明くんが面着けて見たいと言ったから貸してあげたんだが外れなくなってしまって!」
鏡夜
「何やってるんですか、、全く」
晴明
「ごめんよー!」
鏡夜
「外すので動かないで下さい」
と鏡夜が面に手を触れようとすると、、
玉緒
「せーーめぇ!何処に居るんだ!!」
鏡夜
「え?」
玉緒が鏡夜にドスとぶつかり鏡夜の手は晴明の腹を強く圧してしまった
晴明
「グハ!」
そして、晴明は真横にいた悠一と秋人の袖を掴み一緒に倒れてしまった
鏡夜
「大丈夫ですか!?」
悠一
「ぅ、、何とか、、」
秋人
「晴明くん、、何故俺達を、、」
晴明
「倒れないようにしようと、、」
鏡夜
「今起こして、、」
と鏡夜が手を伸ばそうすると豆吉がぶつかり
今度は悠一を突飛ばし、その二次被害で秋人も飛ばされた
悠一
「き、鏡夜、、」
秋人
「俺達に恨みでもあるのか、、!」
鏡夜
「ないですよ、、、すいませんが少し待っててくだい」
と鏡夜は言うと玉緒を豆吉を掴み言った
鏡夜
「玉緒くん?、豆吉くん?」
鏡夜
「君たち少し痛め見た方が良さそうだね?」
玉緒
「痛めって、、何だよ、、」
鏡夜
「それは、、勉強だよ、、もちろん合格するまで帰れないよ」
鏡夜
「佐野くん、入道くん」
鏡夜が普通を呼ぶと二人はいつもの鏡夜ではないと直ぐ気付きだまった
佐野
「な、何だよ」
鏡夜
「この二匹借りるね?」
入道
「借りるって、、」
鏡夜
「良 い よ ね ?」
佐野、入道
「「はい!」」
玉緒
「嫌だ!!!!!」
豆吉
「佐野くーーーーん!!!」
二匹の叫びは二人にはとどかなく黒杖代によって連れて行かれた
それらを見ていた晴明達は改めて怖いと思った
晴明
「こ、怖い!」
学園長
「ですね、、改めて彼は怒らせてはいけないと身に染みました」
狢
「その分、悠一さん達は怖くねぇーよな」
泥田
「だな、、、」
と泥田達が悠一達の事を話していると鏡夜が悠一達に言った
鏡夜
「兄さん達も来ますか?」
鏡夜がそう言うと悠一達は、、、
悠一
「行く」
秋人
「少し、怒らないとな?」
鏡夜
「では、行きましょうか」
と話して鏡夜達は出ていった
それらを聞いていた晴明達は、、
晴明達
「やっぱり、、」
晴明達
「鏡夜(くん)の兄貴だな、、」
と確認を持った
続く
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