TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

愛の病

一覧ページ

「愛の病」のメインビジュアル

愛の病

2 - E p i s o d e .ⅠⅠ 頼れる人の温かさ

♥

513

2025年08月19日

シェアするシェアする
報告する

愛の病(Ai No Yamai)


attention

・ブルーロック本編とは別軸です

・虐め、嘔吐、自傷や暴力、差別的な表現があります

・烏が先天性難聴、パニック障害

・手話、または普通に会話してる場合、『”』はとっております。

・烏『』凪、モb「」

・決して虐め等を助長する意図ではございません

・誤字脱字もあるかも


大丈夫なら本編どうぞ!



まぁ、そんな感じで、凪とは友達?になった。

友達というものがよく分からんけど、まぁ、受け入れてくれる人ができて嬉しかった。


凪には、色んなことを話した。

自傷してること、虐められて友達もおらず、今まで誰にも受け入れてもらえなかったこと、パニック障害はあまり出ないが、こういう時に気をつけてほしいということ。

俺のこと、全て話した。

凪のことも、少しすずつ知っていった。



凪「うへぇ~っ…手話むっず…」

烏『でも必死に覚えようとしてくれてんのは嬉しいで、ありがとうな(ふっ、』

「なんか、ちょっとすつ烏に笑顔が戻ってきた気がする…」

『そうか、…?』

「うん、前まで笑うとこ見た事なかったし」


確かに、笑ったことなんて、今までなかった。心から笑うなど、夢幻だと思っていた。最近は凪といる時、辛うじて微笑むことができるようになった。

耳が聞こえないから、周りの情報なんて入ってくることが殆どない。

だから、テレビは見ず、スマホには自分で制限をかけた。外の情報を一切受け入れなかった。


『もうすぐ授業やな、…』

「だね、そろそろ行こっか」



授業中も凪は、俺を気にしてこっちを見てくれるようになった。


「大丈夫?(手話」

『おう、あんがと(』


パニックもなんとなく治まってきたし、最近は安心してた。

…今日の放課後まで。



まあまあ上機嫌で帰っとった。

いつも手話の練習してたから、こんなに何もやることないのは久しぶり。


モb「おーい烏〜!」


雰囲気だが、呼ばれたような気がして、後ろを振り返った。


その時───


ドゴッ、


急で驚いたが、観察眼が鋭い為、一瞬で何が起こったのかわかった。拳が俺の腹目掛けて飛んできたのだ。間一髪で止めたが、アイツはまた暴言を吐き散らしてきた。


「お前、調子乗ってんじゃねぇぞ!」

『(気にせぇんわ別に。調子なんか乗っとらんわ阿呆)』


そう呟きまた前を向いた。一瞬、気を抜いてしまった。


鈍い音をたてて、鳩尾(みぞおち)に拳が入る。かなり奥深くまで突っ込まれたっぽい。

口から何か生暖かいものが出る感覚がした。


「うぉっ、やべ、やりすぎたっ…!(逃」


その場に蹲った。殴られたところがジン々とし、吐血が止まらない。


『ッ、ガハッ、ゴホッ”ッ、…(ビチャビチャ、ッ…』


やばい、この ままやったら、また、パニっクッ、起こす、…


???「、す…らす、…───」


またや、…この、あたたかい、感じ…

うれ、しい…?




…?


すごい、なんか…ええ匂いする。

なんやっけ、これ…?



『ッ、ぁ…?(目覚』

「あっ、目、覚めた…、?(顔覗込」


気づけば病院?のベッドに寝とった。

そういえば、学校のトイレで蹲ってた時も、凪が助けてくれた、…。あの時が凪との初めての出会いか。

『ッな、ぃ”…?』

「よかった…ホントに、…(ギュッ、」


此奴には、助けてもらってばっかりやな。


「俺…あの時の見ちゃってさ、」




(↓「」=凪 『』=モb、烏 凪side)


『お前、調子乗ってんじゃねぇぞ!』


あれ…?モbと…烏、?


ドゴッッ゛

「……?!」


烏が、殴、られ…?


『ッ、ぐは”ッ…?!(吐血』

「うぉっ、やべ、やりすぎたっ…!(逃」


ちょ、まって、…


『ッ、ガハッ、ゴホッ”ッ、…(ビチャビチャ、ッ…』

「からす、烏、…!(ゆさゝ」

「兎に、角、病院、ッ、」




「俺が見たのはそこだけかな…」

『……ご、ぇ゛、…』

「ん、…?」

『ごっ、え、な”さ、』

「ちょ、なんで謝んの、…?(撫」

『ぅ゛っ、ひっぐ、うぁ、…”(ポロッ、ポロ…』


また、迷惑かけた

ごめん、凪、ごめ、ん、…


ごめん、なさい、


『ぇ”、わ、く、かけ、て”っ』

「…?あっ、…(撫」

『うぇ゛ッぐ、んっ、”ぁ…(ポロポロ』

「大丈夫ゝ、迷惑なんてかかってないよ(摩り」

『ッ、ひぐ、ッ、ぅう゛…(震』

「もし迷惑って思ってるならさ、もっとかけてもいいよ、」


そんな、こと したら、凪が、こわれ、…


『なぃ、゛こ、わ、ッぇ、っ』

「俺は大丈夫だって言ってるじゃん、まあ、1番は”迷惑かけてるって思わないこと”(頬触」

『…ん゛、ぇ、…?』

「だからさ、もう迷惑かけたって…言わないでよ、」

『ッ、ええんか、…?』

「うん、烏の為なら」

「あっ、そうだ、こんぶ茶入れてたんだ、飲む?」

『ぅ、…あぃ、あと、…(好きな物…覚えててくれてる…)』

「いい匂いしたっしょ、ちょっとイイとこの」

『…//(飲』


嗚呼…俺は、此奴に頼ってばかりやな。





ℯ𝓃𝒹

この作品はいかがでしたか?

513

コメント

6

ユーザー

ほんと上手すぎます😭💕烏をいじめてるやつは私が裏でボコしたい…😾‪👊🏻💥

ユーザー

最高すぎるよ〜‼️‼️😢 ほんとに嘔吐表現とか凄すぎる✨ 尊敬してます…😭😭

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚