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テスト期間で更新できず、すみません🙏来週もあるので更新はまだできそうにないです。 大好きな作者さんの作品も読めてなくてつらそぎる🥺
薄明るくなった部屋の中。
視界はまだぼんやりしてて、意識も少しふわふわしてる。
隣で動く気配がして、康二が俺の髪をゆっくり撫でてくれる。
昨日も遅くまでずっと抱かれて、身体はまだその熱を覚えてる。
触られるたびに変に敏感になってて、くすぐったいような、疼くような感覚が残ってる。
🩷「…おはよ、康二」
かすれた声で言うと、康二は目を細めて笑う。その手が、ゆっくり頬を撫でた。
🧡「おはよう。起こしてもうたな」
🩷「ん…起きるつもりなかったけど、康二が触ってくるから」
康二は笑いながら俺の髪を撫でた。
髪を梳く指が、心地いい。
康二が、少し身体をずらして俺を見下ろすようにする。
その視線は優しくて、でもどこか意地悪そうで。
🧡 「なぁ、今日は誕生日やで」
🩷「…うん」
そう今日の7月5日は俺の33回目の誕生日。
🧡「なんか欲しいもんある?」
そう言われて一瞬考えたけど、すぐに首を振った。
🩷「今ので、十分」
🧡「今の?」
🩷「康二が触ってくれんの、嬉しいから」
康二は満足そうに笑って、俺の首筋から胸、腹をゆっくり撫で下ろしてくる。
お互い裸のままでシーツに包まってるのが、余計にその感覚を鮮明にする。
康二の手が、熱を持った俺のそこを包む。
🩷「…あっ」
昨日も何度も触れられて、まだ敏感な場所。
触れらるだけで息が詰まった。
🧡「昨日あんだけしたのに、もうこんななってる」
低く響く声が耳に響いて、余計に火照る。
🩷「…っ、康二……や、め…」
小さく吐き出すように声が漏れるけど、手は止まらない。
康二の大きな手に包まれると、抗う気持ちなんて簡単に溶ける。
🩷「っ…や……あ、だめ……」
口ではそう言っても、腰は逃げきれずに震えた。
康二の顔が近づいてきて、軽く唇を吸われる。
深くじゃなく、何度も柔らかく啄むみたいに。熱が伝わって、繋がりを確かめさせられる。
手がゆっくり締めつけるように上下に動いて、堪えきれずに声が漏れる。
🩷「…っ、だめッ……こうじぃ、や…ぁ」
呼吸が荒くなって、涙が滲むほどに高まっていく。
ラストパートに向けどんどんスピードが上がってきて、力が入らない。
🩷「んぁっ……もう…イッッ」
全身が跳ね上がり、康二の手の中で果てた。
荒い呼吸の中、康二は少しだけ笑って、覗き込む。
🧡「…かわいいな」
そう言われて、頬が熱くなる。
ふざけた笑いじゃなくて、本当に優しい声。
頭を撫でられると、素直に目を閉じてしまった。
しばらく抱きしめ合って呼吸を落ち落ち着けた。
シーツの中で康二が頬を寄せてきて、真面目な声を出す。
🧡「…なぁ、大介」
その呼び方に、びくっとした。
普段は絶対「さっくん」とか「佐久間くん」って呼ぶのに。
🩷「康二、今……」
初めて康二に下の名前を呼ばれ、胸がきゅっと締めつけた。
康二は俺の髪を優しく梳きながら、目を逸らさずにいう。
🧡「これからも、ずっとそう呼んでもいい?」
優しくてあたたかくて、苦しいくらい嬉しかった。
🩷「いいに決まってんじゃん」
康二がまた優しく「大介」って呼ぶ声を聞きながら、俺は目を閉じた。
康二の温もりを感じながら、誕生日の朝が迎えられるのが、何よりのプレゼントだ。